先日、ちょっとした用事でお邪魔したガレージダイバン東京店に奇麗なインパラSSが展示してありました。1996年型の最終モデル。
ブラウンという表示でしたが、ゴールドというかイエローオーカーというか、日本語で言うところの『黄土色』という色名がピッタリのボディカラーが実に良い感じの1台。
ボンネットを開けてエンジンを見せてもらいましたが、いかにもオーナーさんが「大切にしてました」という雰囲気で、見ただけで程度の良さが分かる感じ? 仕事とかに関係なく「いいなぁコレ、欲しいな」と思いましたね。
個人的にシボレー・インパラはこの世代のモデルが一番好きなんですよね。アメリカのフルサイズセダンの見本みたいなクルマというか。ハリウッド映画でもよく登場してましたし。
全長×全幅×全高が538×197×141cmという堂々としたボディサイズに広々とした車内空間。ソファのようなゆったりと柔らかいシート。ストロークの長いふわりとした足回り。もうホントに「これぞアメ車」という感じの1台。弟分のカプリスもイイんですが、どっちかというと私自身はこちらが好みかな。
あとやっぱりLT1ユニットですよねぇ。私はLT1を搭載した4thカマロを2台乗り継いだ事もあり、LT1ユニットにはけっこう思い入れがあります。GMのスモールブロックでは、L98もLS1も好きなんですが、フィーリング的にはLT1が一番好きかも?
LT1は一部では『欠陥エンジン』なんて言われるユニットだし、実際に私もウォーターポンプやデスビは2台で計3回も交換しましたし、お世話になってるメカさんの作業を見ていると、プラグコードの交換なんかもやたらと大変そうでしたけど。スペースなさ過ぎて腕が血だらけになってたし(笑)。
でも、LT1は3000〜4000回転くらいの中速域での加速感が凄い気持ち良いんですよね。私はカマロに乗ってる当時は仕事で東名高速を走る機会がやたらと多かったんですが、前が詰まって一度減速し、そこから再加速する時の気持ち良さったら。4L60Eとのマッチングの関係で、一気に踏み込んでキックダウンするんじゃなく、微妙な踏み加減でスーっと加速するのがコツなんですが、あのカムに乗った時の力強さは大好きでしたねぇ(笑)
インパラに乗ってるLT1は、4thカマロやC4コルベットに載っていたのとは微妙に違うんですが、これがまたイイんですよね。感覚的にはL98とLT1の中間という感じで。ピークパワーはカマロやコルベットほどではないんですが、トルクはこっちの方が太い感じで。この時代のインパラSSは足も悪くないですからね。大柄な外観からは考えられないほど『速い』んですよね。
この車両は若干ローダウンされており、ホイールも19インチにインチアップされてますが、ワークのマイスターはこのスタイルにも似合いますね。でも、個人的にはノーマルの255/50ZR17サイズのタイヤがこの型のインパラにはベストマッチという気もするんで、もし自分が買ったらタイヤ&ホイールは換えるかも?
今乗ってるC5(2000年型シボレー・コルベット)は、「一生手放さないぞ!」と決めて買ったクルマですが、子供が生まれたらさすがに2シーターは厳しいし、でもプライベートでもアメ車には乗りたいし、でもV8搭載車を2台は…。なんて考えると、V8搭載したセダンはマジで魅力的なんですよね。…うーん、188万円かぁ…
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES