更新日:2011.10.07
文/編集部 写真/
会社について、コーヒーを飲みながら、GM本社から送られるニュースリリース・メールを読んでいたら、「Camaro ZL1 Laps Nurburgring in 7:41.27」という見出しが目についた。2012年型カマロZL1の試作モデル(といってもほとんど市販レベル)がニュルでテストを行い 、7分41秒27というラップタイムを記録したというのだ。
このタイム自体、実は大した記録ではぜんぜんなくて、たとえば先日お伝えしたバイパーACRは7分12秒13を記録しているし(市販車最高タイム)、シボレーコルベットZR1が7分19秒台、日産GT-Rが7分24秒台を記録しているわけだから、正直、ニュースを告知する側(GM)としてもあまり意味はないと思うのだが、果たして意図はなんだろう? 果て?
今回はカマロ開発のエンジニアによるドライブであって、仮にレーサーが攻めればタイムはもっと上がるという、余裕の発表なのだろうか? 580psを発生させるZL1の潜在的能力はかなりのレベルなはず!
まあいずれにせよ、アメリカンスポーツカーがもはや世界レベルで語れる存在になっているという嬉しさを伴う反面、猫も杓子も「ニュルブルクリンク」的な考え方が、アメリカンスポーツカーをつまらなくするのではないか? という危惧を感じつつ、最終的にはC4コルベットくらいの性能が、日本で乗るなら一番面白いアメ車なのではないか? という持論に落ち着いたのだが…。
余談ですが、世界遺産的なコルベットC4をお持ちの方はぜひとも取材させていただきたい。ここ数年、ずっと探しておりますが、「これは!」と思う物に出逢った試しはありません。ご一報ください。
一応、タイムアタックの模様があるので、興味ある方はご覧ください。
12,810円
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