機能の向上を追求したC1500。製作したのはレーストラックである。このC1500は、単純に足回りを固めただけではなく、日本の道路を走るのに相応しいセッティングが施されている。通常、ノーマルのC1500は、日本で乗ると足回りがかなり大味なセッティングになっているという。「一般道では路面の凹凸にかなり敏感に反応し、収まりが悪いんですよね。だからうちは、オーナーの好みに合ったセッティングを一台一台施しているんですよ」。
このC1500の足回りは、フロント4インチ、リア6インチのダウンされ、さらにただキットを使ってダウンしただけではなく、クルマの重さを考えた補強が随所に施されている。ショックは実際のレース経験から得たノウハウを生かしたオリジナル・カヤバを使用。コイルもスペシャルチューンがなされたものを使用している。注目なのがリアの足回り。6インチローダウンしたことにより、ショックの支点が変り性能を無駄にしてしまわないようにピボットを変更しているのである。
タイヤにも気を使っているのがレーストラックの特徴である。通常車高を下げた場合、大径ホイールを装着し17インチや18インチのタイヤを履かせようと思うのが一般的である。しかし、このC1500には15インチタイヤを装着している。
「C1500のようなフェンダーカットのクルマには15インチホイールで、肉厚のタイヤを履かせたほうがカッコいいんですよ。17インチ、18インチタイヤはホイールのリムをまげる可能性があるし、サスペンションにも負担が大きい。乗り心地も悪くなるしね。第一、15インチタイヤで十分性能を発揮できますから」
後付けのタコメーターを装着した。ノーマルのタコメーターより精度が高いために、エンジン保護の意味もあり取り付けている。
油温メーターととトランスミッションメーター。思いっきり走る分、常にクルマの管理もしっかり行う。
4点式のシートベルト。シートはノーマルだが、これだけでもフィット感が全然違う。国産スポーティカーを追い回せる実力を持つだけに必需品。
このC1500は95年式をベースにカスタムされたクルマである。綺麗なフレアーラインはアメリカで塗られたもので、それ以外のフロントバンパーやリアバンパー、スポイラー、ロールバーはすべてオリジナルのパーツである。
われわれはこのクルマを都内で走らせたが、完成度の高さには本当に感心させられた。特に足回りは「あの重たいトラックが、足回りのセッティング変更だけでこれほど軽々走るようになるのか」と思うほどクルマが軽くシャープに感じられた。
特にフロントノーズの軽さ、旋回時のノーズの入りが全くの別物。まさに驚き。ブレーキも、オリジナル製品に変更されたパッドとホースが、車重やスピードを気にせず確実にスピードを殺してくれるし、オリジナルマフラーから聞える排気音はまさしくレーシーなもので、気分はまさにレーシングトラックであった。
見えない所に力を入れ完成度を高め、更に乗りやすくカッコ良くなったこのC1500は間違いなくのこれからのトレンドのひとつである。
キレイなフレイムスラインは、もともとはアメリカで塗られたもの。いかにも速そうである。
リアのロールバーはダミーである。しかし、スポーティな雰囲気を増大させているのは間違いない。
オリジナルのリアウイング。レースカーを彷佛とさせるスタイルには必需品。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES