更新日:2013.05.01
文/石山英次 写真/フォード
2013年モデルに、フォードエクスプローラーの上級モデル「スポーツ」が追加されている。この「スポーツ」の最大のトピックスは、3.5リッターV6ツインターボエンジンが搭載されるということ。
このエンジンは、すでにトーラスの最強モデル「SHO」に搭載され実績を積んだもの。ツインターボ&エコブーストV6エンジンで365hp、最大トルク350lb-ftを発生させるという。つまりリッターあたり100hp超のハイパフォーマンスエンジンかつエコブースト採用で燃費にも優しいという次世代エンジン。
すでに日本で発売されている3.5リッターV6NAと2リッター直4エコブーストターボエンジンが下記の通りだから、単純比較として3.5リッターV6NA比で71hpアップとなっている。
●2リッター直4エコブーストターボ
243ps/5500rpm、トルク37.3kg-m/3000rpm
●3.5リッターV6NA
294ps/6500rpm、トルク35.2kg-m/4000rpm
●3.5リッターV6ツインターボエコブースト
365hp/5500rpm、トルク350lb-ft/1500-5000rpm
「スポーツ」は、 365hpのパワーに対応してサスペンションやブレーキは当然強化され、パドルシフト付きの6速ATには専用ギアレシオが与えられる。
またエクステリアでは各部モール類、リアテールランプをブラックアウトし、ブラックメッシュグリルや高性能エキゾースト、20インチホイールなど、走りを主張したアイテムが満載。
インテリアにおいてもスポーツレザーシートを採用するなどして、スポーツ&ラグジュアリーを体現している。
個人的な印象として、すでに日本で発売されている2機種のエクスプローラーで、普通に走るのであれば何ら問題はなく、さらに新世代のSUV像として直4エコブースト搭載車を高評価していただけに、ハイパワー化は新型エクスプローラーのこれまでの流れとは逆行するのではないか? とも思ったりしたのだが、実際にはハイパワー化に際してもエコブーストツインターボエンジンを駆使するなどして燃費と大パワーとの両立を実現している(素晴らしい!)。
エクスプローラー自体の素性が抜群にいいだけに、「スポーツ」になってどのような変化がもたらされているのか? 非常に興味深い。ちなみに、正規でこの「スポーツ」の導入予定は今のところ未定だ。
ということで、今現在「スポーツ」を手に入れるには並行輸入に頼るしかないのだが、すでに日本に2台上陸しているらしい。価格も480万円〜490万円程度という。
2013年のD車価格がエコブースト直4で443万円、V6が同じく443万円で、豪華装備のV6リミテッドが535万円ということを考えると、並行モデルの「スポーツ」は非常に魅力的なスペック&価格という結論である!
基本的にはD車で十分な性能だとは思うが、もし人とは違うエクスプローラーに乗りたいと思うなら、「スポーツ」は格好の1台かもしれない。というわけでそのうち試乗してみたいと思っています。
ボディ外寸のスペックは、既存のモデルたちとほぼ変わらない。エンジンパワーが上がり、サスペンション、ブレーキが強化され、高性能エキゾーストが装備される。これらによりもちろん車重は増加するが、圧倒的な動力性能向上が見込まれる。ボディカラーは白が無難だが、黒だとより硬派な雰囲気が漂い、カッコいいと思う。
インテリアはチャコールカラーのレザーシートが標準装備され、ステッチなどにもこだわりが見える豪華なもの。また通常シフトノブのボタンで操作する6速セレクトシフトATは、「スポーツ」においてはパドルシフト操作となっており、既存モデルよりもスポーツ走行しやすい状況が設定されている。
「スポーツ」はAWDのみの設定となっており、20インチホイールが標準搭載されている。タイヤサイズは、P225/50R20のオールシーズンタイヤが装着される。ブレーキも大径化されている。ホイールはブラックをベースにシルバーのラインが入るデザインもの。個人的にはグリルと同様にオールブラックが好ましいと思うが。
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