いわゆる低速時はモーター始動で静かで快適。さらにアメ車にしては燃費も良い。そして高速域になればアメリカンV8が吼えるわけで、ある意味理想的かもしれないなぁと個人的には思う。この先、V8エンジンをチューンしてパワーを上げて、ってことも出来るだろうし(コンピューター面での制御問題等があってそういう簡単な話ではないのだが、いつの日にか、という期待は持てる)、またモーター自体を調整することが可能になれば、究極のモーター+アメリカンV8のハイブリッド車が作れるかもしれない。そんな夢みたいなことも、考えることはできる。
ひとつひとつの積み重ねだが、こういった草の根的な活動が、2年後、3年後に一気に花開くかもしれないから是非期待したい!
で、キャデラックエスカレードハイブリッド。2009年に登場。デビュー当時はまだ異色のモデルだったが、一部のセレブ等の愛車として一気にブレイク。搭載されるエンジンは、6リッターV8+モーター。ノーマルエスカレードが6.2リッターV8を搭載しているので、若干の排気量&パワーダウンをしているが、それを差し引いても余ある魅力があるかもしれない。
そんな興味もあって、クワッドドライブのエスカレードハイブリッドを取材させてもらった。
果たしてどんな感じか? どの程度モーターの意味があるのか? どの程度燃費が良くなるのか?etc興味は尽きない。だからこそ、この先いろいろ試してみて、編集部的にも調査してみたい。
エスカレードに関して言えば、次期型が今年秋(10月中)に発表されるが、ハイブリッドがラインナップされるのは確実。ということは、次期型はハイブリッドが一番オススメなんてことになるかもしれないし、今後の展開が待ち遠しい。
ちなみに余談だが、次期ホンダNSXやフェラーリの「ラ・フェラーリ」、ポルシェ918スパイダー、マクラーレンP1といった世界の最新スポーツカーのトレンドがじつはハイブリッド。もはや走りを楽しむスーパースポーツにもモーターが常備されるようになっている!
ノーマルのエスカレードに搭載されるエンジンは6.2リッターV8。パワーも403hpとなる。一方でハイブリッドには6リッターV8+モーター。パワー的には332hpだが、モーターと連動してまた違ったフィーリングをもたらしてくれる。
アメ車の魅力のひとつとして語られる「大排気量」だが、、時代の方向性はハイブリッド、EV、小排気量+過給器、軽量コンパクト化に向いているのは間違いない。だからこそ、ハイブリッド+V8エンジンに着手することは、時代の流れであり、メカニックにとっては宿命となるのである。
エンジン始動時から低速にかけてはモーターが働き、少し速度が増すとV4エンジンとなり、そして勢いが増すとV8エンジンへと変化を繰り返す。
アメ車は大排気量が絶対的な魅力ですが、時代の方向性は確実にハイブリッド、EV、小排気量+過給器、軽量コンパクト化に向いています。
ハイブリッドやEVとなると、今までのようにクルマを改造することには制限が出ますが、クルマをいじるスピリットは同じです。パフォーマンス、電気効率、乗り心地、ハンドリング、タイヤ、ブレーキ等それぞれにいるじ楽しみを見つけて新しい分野を開拓したいと思っています。
ただ、こういったハイブリッドの作業に関しては、ガソリンエンジン以上に危険が伴いますので、どこでも出来ることではありません。クワッドドライブでは今後、ハイブリッド、EVにも対応できる設備、技術を整えていきたいと思っています。ハイブリッドとはいえアフターでの楽しみは捨てられませんからね。
クルマは時代とともに変化していきます。環境問題、ガソリンに変わるエネルギー、そして目的地まで安全に、しかも速く到達できるパフォーマンス。電気自動車はモーターの特性上、エンジンよりも簡単にパワーアップできる可能性を秘めています。当然、メカニックは科学者や電気専門家によるチーム結成が必要となりますが、アナログなメカニックでは踏み込むことの出来ない分野へ挑戦することはメカニックの一人としても必要だと考えています。
ここで紹介しているクワッドドライブプロデュースのエスカレードハイブリッドは、まだライトチューンではあるが「ラグジュアリーとパフォーマンス」の両立を目指して仕上げつつある。あくまで実験的な要素もあるためのライトチューンである。
室内の静粛性、最高な乗り心地でサロンのような空間を演出し、アクセルを踏めば何のストレスもなく豪快に加速していくエスカレードハイブリッド。燃費も通常のガソリン車よりは良く、維持面でのメリットが確実にある(実走でリッター8キロ程度までいくという)。
アメ車の魅力は、重低音のV8サウンドだが、現実的にはこの先「モーター音のアメ車」、こんなカテゴリーも確立していくものと思われる。
今後の目標としては、ハイブリッド、電気自動車をトータル的にガソリン車に劣らないパフォーマンスに仕上げることを検討中という。そしてビジュアル、パフォーマンスを両立させ、街中に溶け込める洗練されたスタイルを提案していきたいと語ってくれた。
次回は是非、試乗させてもらい、ハイブリッドを体感したいと思う。
フロントマスクは、プラチナム仕様のマスクに変更している。
ビジュアル、価格、パフォーマンスが両立した24インチホイール。高性能タイヤを組み合わせればハンドリング、乗り心地を犠牲にすることなく、24インチがインストール可能という。また内部には6ポッドのビックブレーキキットを装備している。
トルクアップ仕様の2本出しワンオフマフラー。音質にもこだわり、意外に静かなモノを製作したという。ここらへんもハイブリッドであるからこそのパーツ製作となっている。
Quad Escalade Hybrid Spec.
・ 24in × 10Jホイール
・YOKOHAMA 305/35R24 タイヤ
・ブレンボ 6ポッド 380ミリ ビックブレーキ&オリジナルペイント
・サスペンション強化
・パワーステップ+LEDライト
・トルクアップ仕様マフラー2本出し
・テールランプスモークペイント
・フロントプラチナムバンパー
・リアプラチナムバンパー
・プラチナムヘッドライト
・フリップダウン&フロントダブルモニター
etc……
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES