ゴールデンウイーク直前に納車されるという新型マスタング。もしかしたら「日本第一号車かも」と新幹線に飛び乗った。ゴールデンウイーク直前ということで、東京発の新幹線はほぼ満車。そんな賑やか状態のまま2時間弱を過ごし、滋賀県米原駅に到着。目指すはフォード新滋賀である。
ディーラー到着後、目に付いたのが赤いマスタング。そして室内展示されているブルーのそれ。聞けば赤は試乗車ということで、本日納車されるマスタングはブルーのやつだった。
で、挨拶早々にオーナーさんに話を聞く。見るからに若者。北嶋拓真さん、19歳である。北嶋さんは、マスタングの他にチャレンジャーにも興味を持っており、購入時迷ったという。
「昔からマスタングが好きで、チャレンジャーも一時は候補に上がりましたが、マスタングはディーラー車であるので、その安心感は非常に心強いと思いましたね。今回、新型のマスタングの情報がネットに上がった時点で、すぐにこちらのディーラーに連絡し、情報をもらいました」
聞けば、北嶋さんは根っからのスポーティカー好きということで、最初の愛車がレクサスIS。その間にも1967年型シェルビーGT500の素晴らしくキレイなボディラインにハマってしまい、「いつかはマスタング」との想いがずっとあったという。
「フォード新滋賀に連絡した時点で親切に対応していただき、いろいろ情報をいただくことができた時点でチャレンジャーとの迷いはなくなりました。もうその時点で『購入』は決めていましたね。ただ、あとは金策ですよ(笑)」
ちなみに、北嶋さんが購入を決め予約を入れたのが昨年10月末のこと。この時点では展示車や試乗車があったわけではなく、いわゆる実物を見ることなく契約を済ませていた。そのくらい、北嶋さんは新型マスタングに心酔していたのである。
「たしかに実物を見ないでの契約に不安を感じることもありましたけど、でも実際に契約した後は、新しいボディラインの美しさに対する期待の方が上回っており、とにかく納車を心待ちにしていました。それに4気筒ターボエンジンにも、逆に排気量が少ないし税金も安いと、肯定的に受け止めていましたね」
北嶋さんのこだわりであるブルーのボディカラーに、これまたこだわりのナンバーを取得して、本日納車されるマスタング。アルミ製のフットペダルとリアスポイラーがオプション装備(リアスポイラーはパーツのみ納品)された北嶋号。初めて見る実車+ブルーのカラーリングが大いに気に入り、このままゴールデンウイーク突入ということで、しばらく走りっぱなしの生活が始まるのである。
「いや~、美しいです。ルーフラインからリアテールのなだらかなラインがいいですね。それに真横からのシルエットがたまらないです。ボディは全体的に旧型よりも薄く感じますね。カッコイイです。今日はこのまま仕事場にクルマを見せに行き、その後はしばらくローンのことを忘れて走り回りたいですね(笑)」
2台目の愛車となる新型マスタングは、北嶋さんにとって初めての外車であり、左ハンドル車でもある。その割にはフォード新滋賀の手厚いフォローにより何ら不安を感じることなく、購入に至ったということであり、満足感および期待感は非常に高かったという。
余談だが、筆者も20歳の頃、フルローンを組んでスカイラインGT-R VスペックIIを購入した経緯があるのだが、当時はそんなような、クルマ欲しい病を抱えた若者が非常に多かったと思うが、それから20数年の歳月が過ぎ、若者のクルマ離れが語られるほどにまでなってしまったというのが悲しいが、実際には北嶋さんのような若者もいるということで、アメ車ファンもまだまだ捨てたもんじゃないということなのだろう。
取材からちょうど二週間。果たして北嶋号はどのくらいの距離を刻んでいるのだろうか?
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