シボレー・C7コルベット『パッケージ1』やシボレー・キャプティバ『ストリート・エディション』といった、自社オリジナルの魅力的なオプショナルパッケージ車を制作&販売してきたBUBU光岡が、今回新たにキャデラックATS及びSRXクロスオーバーのオプショナルパッケージ車を発表した。
また同時に、BUBU光岡系のキャデラック/シボレー正規販売店のみで発売される独自のオプショナルパッケージを、キャデラック系を『STREET PERFORMANCE(ストリート・パフォーマンス)』に、シボレー系を『STREET EDITION(ストリート・エディション)』という名称で統一してブランド化を図るとともに、エロア付を『SPORT LINE(スポーツライン)』として、エアロレスを『LUXURY LINE(ラグジュアリィ・ライン』として展開していく事も発表した。
現在、両ブランドで発売中なのは、シボレー(ストリート・エディション)がコルベット及びキャプティバ、キャデラック(ストリート・パフォーマンス)がATS及びSRXクロスオーバーの全4モデルだが、既にキャデラックCTSの制作が決定しており、来年以降はさらにラインナップの拡大を図る予定とのことだ。
ひと昔前であれば、正規ディーラーで販売される車両というのは、日本全国どこの販売店で購入しても中身に違いはなかったので、ユーザーはとくに疑問も持たずに自宅に最も近い販売店でクルマを購入するのが普通だった。
しかし、インターネットの発達(情報源の多様化)とともに、ユーザーの情報収集能力は飛躍的に向上し、今ではフルノーマルの新車を購入する際にも、ユーザーは日本全国の販売店で見積もりを取り比較検討する様になってきた。
今回のBUBU光岡系ディーラーによる自社オリジナルパッケージ車のブランド化は、現代の情報社会の中でライバルに打ち勝つための戦略であるのは間違いないが、こういった『企業努力』は、プラスアルファのお得感を求めるアメ車ファンとしては大歓迎だろう。
2015年型キャデラックATSプレミアムをベースとするそれは、アイバッハのダウンサスによりローダウンされ、ロー&ワイドな感じが一層強調されている。
このデモカーは、フロントリップスポイラー&サイドスカートを装着しているからスポーツラインと呼ばれ、BUBU光岡系ディーラー限定『STREET PERFORMANCE』として販売されている。価格はセットで49万9000円となる。
基本的には新車販売時のオプションということだが、D車の場合は持ち込み取り付けも可能ということで金額は55万円となる。なお、13、14、15年モデル全てに装着可能という。
キャデラックSRXは2015年型ラグジュアリィをベースとし、20インチホイールが与えられ、フロントグリルやGM純正アクセサリーのフロント&リアのバンパーガードを部分ペイント。ヘッドライトをHIDに、フォグランプをLEDに変更するなどのカスタムが施される。カスタムの総額は79万8000円。
面白いのが、ノーマル時に黒い部分をボディ同色にペイントし、逆にボディ同色部分を黒にペイントするという手法を用いるだけでも、これだけの「変化」が現れること。SRXクロスオーバー自体のデザインが、他メーカーのSUVには見られないほど独特の角ばったデザインをしているだけに、長く乗る前提でのチョイスとしては非常に面白い1台だろう。
330,000円
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