東京都江戸川区一之江。都営新宿線一之江駅近隣の環状七号線沿いビルの一階に位置する。駅の近く&街道沿いという立地は非常に有効だが、ビルの敷地スペースの大きさが、都心のアメ車ショップ事情を物語っているようにも見える。
だが、この場所ですでに20年以上、ガレージダイバンは営業を続けている。まさに「継続は力なり」であり、実際には「継続は信頼なり」であり、そして物売りには信頼こそ重要であって、信頼があれば規模の大小などまったく関係はない。
ショップに展示されている車両は約10台。離れの置き場にさらに複数台あるというから、見かけ以上の物量感ではある。
さらに今現在、展示されている車両の8台がマスタング。状態にこだわった新旧モデルをベースに、ダイバンならではの手が加わった車両が大多数を占める。
これら車両は、本国から直輸入で仕入れたものもあれば、日本国内で調達したディーラー車もあり、さらにはすでに一度販売された車両の乗り換え需要による下取り車の場合もあり、いずれにせよダイバンが直接管理してきた車両がほとんどである。
で、こうした車両たちは、以前のエントリーで紹介したダイバンの千葉工場にて整備や調整&カスタマイズを受け、店頭に並んでいるのである。
そんなガレージダイバン代表、宮國氏とは15年以上も前からの知人であるが、氏の特徴は何事につけても常に全力投球である。たとえば、販売車両はすべて自分で状態を確認し、これまで培った業界の目利きとしての能力を最大限発揮し車両を集める。だから自分が納得しない車両は販売しない。
たとえば、動画制作。自社のPRとして自ら動画を積極的に制作し youtube にアップしている。氏はもちろん動画制作のプロではないが、真面目に取り組む真摯な姿勢が見て取れる。ちなみにHPの更新頻度も業界ナンバーワンである。
たとえば、カスタマイズ。定番のカスタムから新商品の開発にいたるまで、ユーザーを飽きさせないよう趣向を凝らす一方で、新商品に関しては自分所有の車両で必ず試し、装着クオリティや動作確認を行っている。
たとえば、イベント。年に数回、自社開催のイベントを行うことでアメ車ユーザーとの親睦を深める一方で、年に複数回行われるアメ車業界のイベントにガレージダイバンで出展し、ガレージダイバンの知名度を日本中に浸透させるよう努力しているのである。
で、われわれはこうしたダイバンの車両を数多く取材し、さらにはイベント等でダイバンのユーザーを取材したりすることで、ショップとしてのこれら努力が確実に実を結んでいることを確信するわけである。
なお、ガレージダイバン東京店では、簡易的な作業を行うことはあるというが、実際のメカニカル作業は千葉工場にて行われるということであり、ユーザー自身が直接千葉工場に持ち込むこともあるというが、基本は東京店にて受け付け、ダイバンスタッフが千葉に移送してくれるというから安心である。
今やどこの企業にも自社HPがあり、自社PRの素晴らしい文言で溢れているから、さまざまあるアメ車ショップの違いはHPだけではわかりにくいかもしれない(だからわれわれのような存在が各ショップをめぐり記事にすることに意味があるのかもしれないのだが)。だが、この記事を読み、ダイバンのHPを見て、そして実際にショップに足を運んでもらえれば、筆者の書いたことが確実に伝わるはずである。
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ガレージダイバンが自社で制作している動画をご覧ください。この動画以外にもかなりの
数がダイバンチャンネルにあります。
12,810円
PERFORMANCE
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17,298円
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18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
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6DEGREES