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試乗記 TEST RIDE 1996 フォードブロンコ エディーバウアーブルー&ベージュ2トーンのボディカラーが素敵なSUV

1996 フォードブロンコ エディーバウアー

アウトドア人気の今だからこそ乗りたくなる

ブロンコは、アメ車然とした大きく無骨なボディにアメリカンV8やシンプルで頑丈なメカニズム等が人気なSUV。そんなブロンコの最終モデルを取材した。

更新日:2020.02.06文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力

エイブル
TEL 0448571836 [ホームページ]

ブロンコ第五世代の最終モデル

 取材個体は1996年型フォードブロンコ。歴代ブロンコの中で第5世代目にあたり、ブロンコ最終年式モデルとなる。1987年~1991年型までの第4世代、そして1992年~1996年型の第5世代となり、この第5世代をもってブロンコの歴史は幕を閉じた。

 ブロンコのベースとなっているモデルは、ピックアップトラックのフォードFシリーズ。F系トラックの荷台にシェルを付けたような感じの2ドアSUV。だから、今見ても非常にスタイリッシュで雰囲気がある。90年代当時にタホに2ドアモデルがあったが、そのフォード版とでもいえばわかりやすいかもしれない。

 搭載されるエンジンは、5リッターV8。そして5.8リッターV8の二種類。この車両に搭載されているのは5.8リッターV8であり、200hp、最大トルク300lb-ftを発生させる。そして4速ATと組み合わされる。

 聞けば、「ブロンコは小刻みに世代交代をしていますが、今回取材している5世代目と1987~1991の第4世代とでは中身はほとんど同じですし、1980~1986年型の第3世代と比較してもボディは変わっていますが、中身はそう大きくは変わっておりません。
決してパワフルな存在ではないが、80キロ程度の速度域までは十分に力強く巨大な低速トルク生かした走りは可能だ。
1992年以降の第5世代モデルとなる取材車。フルサイズSUVとしては比較的珍しい2ドアモデルであり、古き良きアメリカ的な濃度が充満している。デザインだけでなく硬質なフレームボディや重いドアにもアメリカが詰まっている。
荷台にキャノピーをつけた無骨な感じとブルー&ベージュの2トーンのボディカラーがよく似合っている。
角ばったフルサイズボディのSUVにもかかわらず、洗練というか、お洒落というか、なぜか品を感じさせるから不思議である。
搭載されるエンジンは5.8リッターV8で200hp、最大トルク300lb-ftを発生させる。そして4速ATと組み合わされる。濃厚なV8ビートが味わえる。
シンプルなブロンコのインテリア。お世辞にも質感が高いとは言えないが、90年代当時の雰囲気を色濃く残す意匠に味の濃さを感じる。
メーター回りもシンプルだが、メーター等のすべての動作確認は行っている。もちろんすべて動く。

旧車気分が味わえる90年代車として有名

 だから、古さを感じさせるんですが、逆に1990年といったある意味高年式でも70~80年代の味が味わえる。なので、そこをどう捉えるかで、人それぞれ評価の分かれるクルマだと思います。でも逆に古い味わいが欲しければ、90年前後のクオリティで旧車気分が味わえるんですから今の時代でも面白い存在だと思います」とエイブルの原氏。

 古めのアメリカンSUVには一種独特の魅力があるのは確かである。アメ車濃度の濃さは数あるジャンルの中でも随一と言っても過言ではないし、いかにもアメ車然とした大きなボディに無骨なスタイル、それにアメリカンV8やシンプルで頑丈なメカニズムetc。

 くわえてこの個体はエディーバウアーだから、ブルー&ベージュ2トーンのボディカラーがお洒落だし、荷台にキャノピーをつけた無骨な感じとオフ車っぽさが同居した感じが素敵だし、何より今の時代、アウトドア人気の時代だからこそ乗りたくなるSUVだと思う。
街中でも慣れれば普通に走らせることが可能。サイドミラーが大きく視認性が良いために扱いやすい。あと、アクセルペダルの反応やブレーキの効きの良さも理由のひとつ。

直前までオーナー車だったからこその状態の良さ

 この個体は、約12万8000キロの走行車だから、「結構走ってるね」と思うかもしれないが、エイブルの管理ユーザーの愛車だったこともあり、これ以前の整備をずっと行ってきているというから、その部分においてはずっと置きっぱなしの在庫車ではない分、状態の違いは明確だろう。

 実際、取材中ずっと乗っていたが、不安定さは微塵もなく、社外品のショックがしっかり効き大きなボディを制御しているから街中でも一般道でも乗りやすい。

 ブレーキは想像以上によく効くし、ハンドリングは、これまた想像以上にデッドな部分が少ないステアリング反応であり、コーナリング時は社外のショックによる制御が効いているからロールは非常に少なく、安定性を欠くことがほとんどない。現状のパワー感と非常によくマッチしており、大柄のボディのわりには本当の乗りやすい。
今の時代の新車からでは感じられないリアルSUV風情。
組み合わされる4速ATはコラムシフト。一度「D」レンジに入れてしまえば止まるまで触らずに済む。
大柄なベージュのレザーシートには使用感があるものの、破れ等のヤレがあるわけではない。座るとふかふかした往年のアメ車のシートが体感できる。
この車両は、リアシートを使った形跡がほとんどみられない。そのくらい状態が良かったことに驚いた。
リアウインドーの開閉は、社外から手持ちのキーか、もしくは室内インパネ内のスイッチにて行う。ご覧のようにウインドーを降ろし、そこから手を突っ込み、ゲートを開閉する。この開閉が非常にスムーズだった。
このリアゲート、倒せばそこに荷物を載せたり、自身が座ったり、使い道はかなりあり、しかも頑丈である。その利点と裏腹に、このゲート自体がめちゃくちゃ重い。ゲートを閉めるのに、大人二人の力が必要だった(笑)。
古い年式のアメ車ではあるのだが、走らせればしっかり走るし、止まる曲がるにもあまり心配を感じるほどの個性もない。なので、購入前にエイブルとしっかり話し合い納得して購入すれば、十分に楽しめる個体と言っていいだろう。

今の時代の新車では決して味わえないリアルSUV感

 決してパワーを求めるクルマではないし、多くの人と荷物を積んでキャンプに出かける等の使い方においては、巨大な低速トルクによって過不足なく仕事をするだろうし、中古車の個体としても、使用感はあるにせよ、眠っていた中古車感がまったくないから感触もいいし、慣れてしまえば驚くほど普通に乗れる。

 一方インテリアは質素極まりないが、これまたエディーバウアーだからベージュレザーで室内が覆われており、もちろん、距離なりの使用感はあるものの、想定の範囲内と思えるし、ソファー的な大柄シートに身を任せたドライブは、まさしく90年代アメ車そのものである。

 今や街に溢れるSUVとは、CUVといわれるSUV風の乗用車が主流となっている。だからこういう時代にブロンコを見れば「時代錯誤」と言われるかもしれない(笑)。だが、「本物のSUVとはこういうものだ」とあえて乗るのもオツなものではないだろうか。

 このブロンコは、ジャンルを問わず90年代のアメ車全般も積極的扱っているエイブルならではの在庫車であり、90年代のブロンコに乗りたいもしくはアウトドア風の愛車が欲しいという方にとっては、コンディションを含めうってつけの存在ではないかと思うのである。

 なお、エイブルではこうした年代の車両を今現在でも多く整備しているだけに、仕上げやその後の維持についても相談のうえ進めてくれるから安心である。
エイブルでは、今こんな個体の整備も行っている。オールドテイストなSUVやジープ系は一部では人気の的なのである。

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