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試乗記 TEST RIDE 2021 ダッジ チャレンジャー R/T スキャットパック シェイカー ワイドボディBCDが注力しているワイドボディの最新モデル

2021 ダッジ チャレンジャー R/T スキャットパック シェイカー ワイドボディ

最新のチャレンジャーこそが最高のチャレンジャーなのだ

年々ラインナップを増やしているFCAが2021年モデルとして登場させた最新ラインナップ、R/T スキャットパック シェイカー ワイドボディをBCDで取材した。

更新日:2021.06.21文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

BUBU / ミツオカ
TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]

BUBU横浜
TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

今年BCDが注力しているワイドボディ

 BCDは、程度の良い車両を直輸入しているが、「程度が良ければなんでも良い」ということではない=しっかりしたコダワリのもと車両チョイスを行っており、そこが他店とは全く違うところである。

 例えば、マスタングブリット。ブリットのボディカラーはブラックとグリーンの2色展開であったが、BCDではグリーンのブリットしか仕入れなかった。それは、グリーンこそがブリットとしての魅力を最大限発揮していると考えていたから。

 例えば、チャレンジャー。他店が5.7Lモデルをメインに販売している頃からBCDではずっと6.4Lモデルを中心としたラインナップを形成してきた。

 しかもAT&MTこだわらず仕入れているから、これまた他店では入手困難な仕様がたくさん展示されていたし、だから我々も積極的に各モデルを取材してきた。

 で、そんなBCDが今年からチャレンジャーに関して注力しているのが、ワイドボディ。
メーカー純正のワイドフェンダーだが、どんなメーカーのカスタマイズモデルよりもマッチングが良い。見たら絶対欲しくなる。
往年のボディに加わった見た目の迫力が見事一体となって、最新チャレンジャーの魅力を瞬時に伝えてくれる。
ヘッドライトの片方にのみ装備されていたエアインテークが、2019年からは両方のヘッドライトに装備されるようになっている。
305/35ZR20インチのピレリPゼロパフォーマンスタイヤが装着されているほか、6ピストンのブレンボブレーキが組み合わされる。
ノーマルボディに3.5インチ(約89ミリ)のフェンダーフレアが追加されたワイドボディ。最新モデルとしてのパフォーマンスを求めるなら理想型。

「あったらいいな」が全て組み込まれた最新モデル

 もちろん、これまでもある程度の範囲でワイドボディを扱っていたが、今年からは積極的に扱うようになり、チャレンジャーのみならずチャージャーにもワイドボディモデルが数多く展示されている。

 で、今回取材したのが2021年モデルのR/Tスキャットパックシェイカーワイドボディ。この仕様は、2021年から正規ラインナップされた新モデルであり、FCAによって年々増やされてきたチャレンジャーラインナップの最新かつ最終モデルとも言える存在。

 すなわち、6.4リッターV8エンジンを搭載したスキャットパックのワイドボディにシェイカーフードが装着された仕様というもの。

 R/Tスキャットパックは、これまでにも存在していたから当然馴染み深い仕様だが、その際にも過去「これにシェイカーがあったらな」「ワイドボディがあったらな」と当時存在しない仕様を口ずさんだ方も多かったのではないか。

 2021年に登場したこのR/Tスキャットパックワイドボディとシェイカーフードの組み合わせは、われわれが過去に思った「あったらいいな」が全て組み込まれた仕様、そのものの実現なのだ。
現代版チャレンジャーに最新パフォーマンスを求めるなら断然ワイドボディ仕様だろう。

ワイドボディはパワーのある車両であればあるほど有効に働く

 しかもワイドボディである。ワイドボディは、ノーマルボディに3.5インチ(約89ミリ)のフェンダーフレアが追加され、同時に装着タイヤが一段と極太になる。ワイドボディには305/35ZR20インチのピレリPゼロパフォーマンスタイヤが装着されている。

 これによってコーナリングの限界値が高くなり、スピードも速くなる。当然、直線加速時のトラクションも上がるから、エンジンパワーのある車両であればあるほど有効に働く(だからワイドボディはR/TやGTには通常ラインナップされていない)。

 もちろん、ワイドフェンダー装着による視覚的な効果も高く、ハイパフォーマンスカーならではのオラオラ感が一層強くなり、チャレンジャーとしての迫力も増すわけである。

 ということで実車である。ブラックボディのR/TスキャットパックシェイカーワイドボディのAT車で走行870キロ。インテリアには赤いスエードカラーのシートが奢られ、全体的にブラック&レッドの瀟洒な雰囲気で満たされている。
ボディデザインのまとまり感。このレベルのスペックを発するスーパーな車両に求められる見た目の刺激やオーラ。最新のチャレンジャーこそが、最高のチャレンジャーだ。
搭載されるエンジンは、6.4リッターV8ヘミ。485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。まさに大排気量NAエンジンの醍醐味。さらにシェイカーフードも装着されるわけだから、魅力てんこ盛り仕様と言える。
ドライバー側に向けられたセンターコンソールも含め満足感が高いインテリア。コンソールからシフトゲート周りにかけてカーボンパネルのオプションも装着されている。赤いインテリアとの組み合わせも魅力的。
搭載される8速ATは、想像以上に良い変速を繰り返す。あえてMTを求めなければ、現状最高レベルのミッション。
デジタルとアナログを併用するオリジナルメーター。デザイン的にも飽きのこない秀逸なもの。
8速ATはパドル操作によるシフトも可能である。
レザーとレッドカラーのスエードインサートの専用シート。バケットタイプでホールド性が非常に高い。

現代版チャレンジャーの必須アイテム

 で、ワイドボディのフェンダーが想像以上にチャレンジャーに似合っており、デザイン的な前後バランス感が非常に整っているから、恐らくだが、購入検討者が実車を見れば100%惚れるはずである。

 個人的には過去、シェイカーフード搭載のチャレンジャーこそがチャレンジャーの完成形と思っていたが、否。このシェイカーとワイドボディとの組み合わせこそが現代版チャレンジャーの必須アイテムじゃないだろうか、とすら思うほどいい。

 搭載される6.4リッターV8エンジンは、これまで通りのスペックで485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。だが、これを支える足回り等が変わっているわけだから、走りにも変化がもたらされている。

 当然だが、ワイドボディになったことでタイヤが太くなり、コーナリング時の踏ん張りが格段に安定し、これまで以上にパワーを生かした走りが可能になるはず。これって恐らく、ノーマルボディをいくらチューンしたところで到達しない絶対的な「差」であろう。

 しかも、ボディデザインのまとまり感。このレベルのスペックを発するスーパーな車両に求められる見た目の刺激やオーラ。このワイドボディは、それらすべてを持っている理想型である。

 すなわち、最新のチャレンジャーこそが、きっと最高のチャレンジャーなのだろう。

 ということで今現在、チャレンジャーの購入を検討しているならば、絶対にこのワイドボディを見た方がいい。仮に自身の購入予定価格より100万円高くとも、見てみる価値は絶対にあるだろう。

パフォーマンス重視ならワイドボディ、クラシカルなイメージならノーマルボディという線引きもアリ

 しかもこの車両は870キロ走行というまだまだ慣らしが必要なレベルの車両であるから、最新車両の新車が欲しいという方にもオススメである。

 MT推しの筆者であるが、今回のモデルはAT&MT問わず欲しいと思わせる存在。ちなみに、2021年型の6.4LワイドボディのMTモデルが在庫されているから、そちらもオススメである。

 なお、余談であるが、筆者の個人的な感想としては、現代版チャレンジャーに最新車両としての走行パフォーマンスを求めるなら断然ワイドボディ仕様だろうと考える一方で、往年のチャレンジャーに憧れクラシカルな雰囲気を現代版チャレンジャーに求めるならノーマルボディが相応しいと思う。

 その両者のファンに対応している現代版チャレンジャーは、素晴らしく偉大なアメ車だと思うのである。
上下どちらを選んでも間違いはないが、パフォーマンス重視ならワイドボディがお似合いではないかとイメージするのである。

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