旧車を街中でサラリと使いこなす
待ち合わせ場所は青山通りから通り一本奥に入ったところ。土曜の早朝ということで、ガラガラの道路状況を予測していたがさにあらず。クルマの数は多く、しかも流れが速い。正直「大丈夫かな」と思わずにはいられなかった。
ところが、69年型カマロは、何事もなかったようにやってきた。その流れの速さにのまれることもなく。しかも近くに来ないと分からないような上品なV8サウンドを奏でつつ。
開口一番「大丈夫でしたか?」
聞けば、川崎から青山までの自走でもまったく問題なかったという。コンディション良好なクルマに乗っている方にとっては、恐らくこの質問はちょっとムッとするかもしれないが、取材する側からすれば、正直なところ心配でしょうがなかった。
しかし、その後約2時間、青山界隈を走りつつ撮影し、止めたり走ったり、右に左に動かしたりしているうちに、聞いていた通りのクルマであると、十分理解も納得もできた。
それに、こんなカッコイイ、今となっては逆にオシャレなデザインのアメ車に気負わずに乗れるなんて「なんて素晴らしいんだ」と絶賛の嵐だった。ちなみに、撮影中には「ドラマの撮影でもやっているのか」と、視線の集中砲火を浴びていた。
このカマロは、ある程度手を入れてから約7年くらい経っているというが、その時以来普通に街中を走って買い物にも使えるし、週末のツーリングにも使えるし、旧車であるという不安をあまり考えずに乗れているという。
とはいえ、何百万円もかけてフレームオフでフルレストアした車両ではなく、良好なベースを見つけ、使えるものと危なそうなものを判別し、改善を図っていきながら走りつつ、ポイントを抑えては直していくという作業を繰り返し、ある一定以上の水準を保つところまでやってきている(これこそがエイブルのコンセプト)。
だからこそ、その作業を終えてから7年はほとんどトラブルもなく消耗品を変えるだけで気軽に乗れるレベルで過ごせているのである。
ところが、69年型カマロは、何事もなかったようにやってきた。その流れの速さにのまれることもなく。しかも近くに来ないと分からないような上品なV8サウンドを奏でつつ。
開口一番「大丈夫でしたか?」
聞けば、川崎から青山までの自走でもまったく問題なかったという。コンディション良好なクルマに乗っている方にとっては、恐らくこの質問はちょっとムッとするかもしれないが、取材する側からすれば、正直なところ心配でしょうがなかった。
しかし、その後約2時間、青山界隈を走りつつ撮影し、止めたり走ったり、右に左に動かしたりしているうちに、聞いていた通りのクルマであると、十分理解も納得もできた。
それに、こんなカッコイイ、今となっては逆にオシャレなデザインのアメ車に気負わずに乗れるなんて「なんて素晴らしいんだ」と絶賛の嵐だった。ちなみに、撮影中には「ドラマの撮影でもやっているのか」と、視線の集中砲火を浴びていた。
このカマロは、ある程度手を入れてから約7年くらい経っているというが、その時以来普通に街中を走って買い物にも使えるし、週末のツーリングにも使えるし、旧車であるという不安をあまり考えずに乗れているという。
とはいえ、何百万円もかけてフレームオフでフルレストアした車両ではなく、良好なベースを見つけ、使えるものと危なそうなものを判別し、改善を図っていきながら走りつつ、ポイントを抑えては直していくという作業を繰り返し、ある一定以上の水準を保つところまでやってきている(これこそがエイブルのコンセプト)。
だからこそ、その作業を終えてから7年はほとんどトラブルもなく消耗品を変えるだけで気軽に乗れるレベルで過ごせているのである。

現代のV8では味わえない濃密な感じとサウンドが魅力的。