今日の午前中、ガレージダイバンさんの東京本店でカプリスワゴンを借りて取材したんですが、実はちょっと失敗しちゃったんですよねぇ…。いきなり何ですが。
この企画、直接の担当は石山だったんで、今日の俺はカメラマンとして同行したんですが、なんとその写真を失敗してしまった。といっても、別に画像サイズを間違えたとかピント機能が狂ってたとか露出が狂ってたとか、そういう致命的な大失敗じゃないんですけどね。メインカットである『並走写真』を失敗しちゃったんですよね。
(>_<。)
並走写真てのは、名前の通り2台のクルマを並べて走らせながら、写真を撮る手法で、技術的にはそれほど難しい撮影じゃありません。どっちかというと難しいのはクルマを運転する方。サーキットとか滑走路とか広くて邪魔者のいない場所で撮るなら簡単なんですけどね。一般車両や通行人がウジャウジャいる公道で、安全かつ交通の邪魔にならないように並走写真を撮るには、被写体側のクルマとカメラカーが息をピッタリ合わせる必要がある。そういう意味ではドライバーには経験とスキルが要求されます。素人のオーナーさんが運転するクルマと新米編集者が運転するカメラカーの組み合わせとか、マジでメッチャ怖いですからね。
ま、でも、比較的交通量の少ない広めの道路で、ただ走ってる感を出す写真を撮るだけなら、カメラマンにはそれほどスキルはいらない。もちろん、カッコイイ写真とか、キレイな写真とか、味のある写真とか、クオリティに注文を付けるなら、カメラマンの技術やセンスが重要になってきますけどね。
今日は普通の試乗インプレッションの撮影だったし、いつものカメラマンが捕まらなかったこともあり、気軽に「いいよ、俺が撮ってやるよ」と安請合いしたわけなんですが、これが見事に失敗した、と。そういうわけです。(;-_-)=3
でまぁ具体的に何をどう失敗したのか? これはもう写真を見てもらえば一目瞭然なんですが、クルマが止まって見えるんですよ。タイヤ&ホイールがほとんど回転していない。地面や背景もあんまり流れていないし。それこそ一時的に道路に停車したクルマをパシっと撮ったみたいに見えるでしょ? これじゃダメなんですよねぇ…もっと『ガーッ!』と走ってる感じが出てないと。(´ヘ`;)
なんでこんな写真になったか? 理由は明白で「シャッタースピードが速すぎたから」なんですよね。今パソコンで画像データを見ると1/250から1/500くらいのシャッタースピードで撮影してる。レースなどのクルマが猛スピードで走ってる状況なら1/250でも1/500でもいいんですけどね。今日は公道で交通法規を遵守して撮影してたから、クルマの走行速度はせいぜい時速30〜50kmくらい。そりゃ止まってるように見えますわ。最低でも1/60くらいじゃないと…
しかし、こんな初歩的なミスを犯しながら、それにすぐに気が付かないっていうのはかなりの重傷。ここ2、3年は編集長としての仕事が忙しくて、自分ではほとんど写真を撮ることがなかったとはいえ、結構ショックですわ。写真にはある程度の自信を持ってただけに、なおさらダメージがデカいというか…
こりゃあちょっと意識してリハビリするしかないですね。こういうのはやっぱ数をこなさないと。ま、自分で撮れば経費節減にもなりますからね。馴染みのカメラマンさん達には申し訳ないけど、しばらくはマジに頑張って写真撮ろう!o( ̄ ^  ̄ o)
【追記】
写真のカプリスワゴンの記事は近日中にアップします。試乗記になるか特集になるかは石山しだいだけど、いずれにしてもなかなか良いクルマでしたよ。写真はイマイチですが(汗)
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