更新日:2024.01.15
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス / ダッジ
本国メディアでちょっとした騒ぎが起こっている。新型チャージャーに関して。
新型ダッジチャージャーは、2023年で生産終了したダッジチャレンジャー&チャージャーの後釜として『フルEV』モデルとしてデビューすることがすでに発表されている。
その名も「ダッジチャージャーデイトナSRTコンセプト」(発表されたのはあくまでコンセプトモデルであったが)
世界初のEVマッスルカーとしてセマショーにも出展され、納得はせずとも、誰もが知る存在となっていた。
だが、年始早々にダッジのSNSに新型ダッジチャージャーの市販モデルの写真が数枚掲載された。それを見た人々がにわかにざわつき始めたのである。
「ガソリンエンジン搭載モデルあるんじゃね?」と。当然、本国自動車メディアでも記事にされている。まとめると以下の通り。
▲2025年型ダッジチャージャーの市販モデルと言われている。果たしてこのままの姿で登場するのだろうか?
▲68年型ダッジチャージャー。
まず、改めて見る2025年型ダッジチャージャーのボディは、明らかに60年代に生まれた初代ダッジチャージャーがベースになった2ドアモデル。
そして純粋なフルEVモデルのほか、ハイブリッド&ガソリンエンジン搭載モデルがあるのではないか? と。
で、その際に搭載可能性のあるガソリンエンジンは、3リッター直6エンジン。通称「ハリケーン」と呼ばれる3リッター直6ツインターボエンジンで500hpを発生させるニューエンジン。
このエンジン、22年に発表され、すぐさまワゴニア等に搭載されているエンジンであり、いわゆる高効率エンジンである。
実は、このエンジンが発表された時点ですぐに「次期チャレンジャーに搭載か?」という噂が出ていたのだが、その後正式にチャレンジャー系の生産終了が発表されたために単なる噂に終わっていた。
それから約2年が経ち、新型ダッジチャージャーデビューとともに再び「搭載か?」との噂が出始めた!
おそらくだが、このニュースの出元というか理由のひとつは、「世界中でのEV転換の減速」的ニュースが世界を駆け巡っているからではないか、と思う。
ということで、まだまだ真偽は不明だが、実際のところガソリンエンジン搭載モデルが出るなら日本人のアメ車ファンには吉報だろう(笑)
いずれにせよ、あと半年もすればその存在の真偽がわかるはずである。期待しよう!
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