街行く人が怪訝な顔をする。「何だ?」。丸目にTOYOTAのエンブレム。そしてキョロキョロ…。隣を走るトラックの兄ちゃんがコチラを覗いてくる。そしてキョロキョロ…。そう、このクルマはまだ日本に数台しか輸入されていないTOYOTAの逆輸入車・FJクルーザーだ。ボディの幅は、全幅1895ミリ、全高1829ミリ。だからパッと見正方体。そんなプロポーションのクルマが勢いよく湾岸道を疾走してくる。誰もが注目するはずである!
FJクルーザーは、旧ランドクルーザー・FJ40からデザインコンセプトを受け継いだ歴としたオフロードビークルだ。ファニーなフロントマスクは、丸目ヘッドライトと四角いラジエターグリルで構成され、樹脂製バンパーやフェンダーアーチ、背面タイヤなどで、最近流行のアーバンSUVとは異なるオフロード・スタイルをアピールしている。ボディは5人乗車の4ドアで、リアドアはフロントドアを開けてから後ろ側に開く観音開きタイプ。居住性はどちらかというと前席メインでリアシートへのアクセスや居心地は、お世辞にも良いとは言い難い。 だが、これまでこういったは登場していない。ある意味、スポーツカーと同一に語れる新感覚のSUVといっていいだろう。
実際に走り出すと感じる良い意味での軽快感。すべてに感じる「軽さ」。だが、ステアリングの反応はしっかりと掌に伝わり、ブレーキも踏めば確実にスピードを殺す。ペダルを踏んだ時に感じる感覚は違えど、H3との性能差はほとんど感じられない。まさに対極の感触。これが普段トヨタ車、もしくは国産車に乗っている方の感じている心地良さだとしたら、H3の「重厚さ」は逆に苦痛としか感じないだろう。それほど軽薄に、いや軽快に走るのだ。
4リッターV6エンジンは、気持ちよく吹け上がり、2トンを切るボディを十分なパワーで走らせる。トルクもパワーも車格に対しては十分だが、低回転から高回転域に至るまでの過程にドラマチックな盛り上がりがないのが残念。
オーソドックスな4ドアではなく、観音開きの4ドアモデル。だがリアシートへのアクセスがタイトで、意外と難儀する。目新しさで考えればオーナーの満足感は高いかもしれないが、実際には2+2と考えた方が無難かもしれない。
たとえばあなたがトヨタRAV4に乗っていたとしよう。そういう方がこのFJクルーザーに乗ると、非常に分かりやすいのではないかと思う。良い意味での軽快感。トヨタ的な操作フィール。まあトヨタが作ったクルマなんで当たり前だが。
横開きのリアハッチドアにあるガラスも開閉できるため、また荷室も広いからなかなかの使い勝手と評価できる。
FJだって、ベースがベースだけにH3には負けないだけのオフ性能を持っているに違いない。
SPECIFICATIONS
■全長×全幅×全高:4671×1895×1829mm
■ホイールベース:2690mm
■車両重量:2150kg
■エンジン:V6 DOHC
■総排気量:4000cc
■最高出力:239ps/5200rmp
■最大トルク:38.4kg-m/3700rpm
■トランスミッション:4速AT
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES