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試乗記 TEST RIDE 2007 ダッジチャージャー SRT8現代版マッスルカーの初期型フルノーマル個体

2007 ダッジチャージャー SRT8

個性的なアメ車中古車を扱うエイブルにて発見

現代版マッスルカーとして復活したチャージャーのデビューが2005年。そのトップモデルSRT8の2007年型を取材した。

更新日:2019.04.23文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

エイブル
TEL 0448571836 [ホームページ] [詳細情報]

中古車に二台と同じクルマはない

 この型のチャージャーが登場したのが2005年。まずはクライスラー300Cが登場し、そのデザイン的威力で爆発的人気をもたらし、次にその300Cをベースに復刻モデルとして登場したのがチャージャーだった。

 この現代版チャージャーには当時、3.5リッターV6、5.7リッターV8、さらには6.1リッターV8が存在し、いわずもがな6.1リッターV8の人気がダントツに高かった。

 それはチャージャーとしてのデザイン性、「ワルっぽい」雰囲気に満ちたデザインと6リッター越えのV8パワーの魅力が、過去のマッスルカーの迫力を想起させたからである。

 さて、取材車はそんな年代のチャージャートップグレード、SRT8である。この個体は並行車であるが、フルノーマルという状態。

 ショップ・エイブルはこのチャージャーに限らず取り扱う車両の素の状態を見極めることに主眼を置く。だから、飾り気のない、言ってしまえばあまり目立たない車両の状態が多い。だが、個人的にはそれこそが中古車屋さんとしての魅力だと思っている。
過去のチャージャーは大型クーペだったが、現代版は4ドアセダン。デザインには大型セダンらしい佇まいがあり、いいなぁと思わせる。
2005年に登場した現代版チャージャー。その2007年モデル。今見ても素晴らしくカッコイイ。乗っている自分もカッコ良く見えるから不思議である。
この型は2010年までであり、2011年からマイナーチェンジでデザインが変更されている。個人的にはこの初期モデル推し。
人間、アラフィフにもなると、何もかもが弱気というか、衰えるというか。クルマ選びにもそういった思いが反映されるのか、「クラウンもいいな」なんて思ったりもする。だが、このチャージャーを見ると「それじゃいかん」と刺激になる(笑)
搭載される6.1リッターV8エンジンは、425hp、最大トルク420lb-ftを発生させる。当時のトップグレードであるから、それなりの力量感はもちろんある。低速から「らしい」雰囲気満載のエンジンである。
現代の最新アメ車と比較してしまうとシンプルなインテリアに見える。が、機能的な部分においてはなんら劣っていない。中古車としても生理的に受け付けない箇所はなし。
フルスケール8000rpmのタコメーターや180mph(=約290km/h)まで計測できるホワイトメーター類が高性能車を思わせる。この大小4連を組み合わせたメーターがドライバーを刺激する。

12年落ちには見えない全体のコンディション

 もちろん派手に飾り立てるのも良いが、それによってコンディションの見極めを狂わしてしまっているものもあれば、何よりクルマにダメージを与える場合だってある。中古車をこれから買うという方々に大切なのは、個体の絶対的なコンディションであり、エイブルはそこを重視しているからこそオススメしたいショップなのである。

 このチャージャーも、自社でシッカリテストした上での販売車両であり、あくまでエイブル独自の既定ではあるが、エンジン、ミッション、ブレーキ、操舵系に保証を付けているのである。

 そんな2007年型チャージャーSRT8は、今乗っても想像以上に楽しい車両だった。

 まず見栄えのコンディションは上々である。12年落ちの中古車であるが、思ったほどヤレていない。室内は、そこそこの使用感は確かにあるが、嫌なニオイや大きな汚れ等、生理的に受け付けないような箇所はほとんどないといっていい。だから中古車ではあるが気持ちよく乗れる。

 この時代のチャージャーとはいえ、2007年車であるから素っ気ないインテリアである。だから今の時代の車両を知っている者からすれば、少々古臭くも感じ、ちょうど90年代車両から2000年代へと移行した時代のモデルであることをひしひしと感じさせる。

 だが、それはあくまで見栄えの話であるから、気にならない人にはまったく気にならないレベルの話である。

 このSRT8に搭載される6.1リッターV8エンジンは、425hp、最大トルク420lb-ftを発生させる。当時のトップグレードであるから、それなりの力量感はもちろんあり、個人的には「これで十分」といったほどのパワー感である。

 組み合わされるミッションはオートスティック付きの5速AT。このAT、当時のメルセデスとの共用と言われたものであるが、今乗ると懐かしき雰囲気を感じさせるATである。

1台の中古車としての価値も高い

 そんなチャージャーを国道246号線沿いで走らせた。まず、走っている姿がめちゃくちゃカッコイイ(笑)。乗っている自分もカッコ良く見えるが、チャージャー自体の顔面の迫力が素晴らしい。

 そして、圧倒的な低速時の個性である。アイドリングから低音が強調されたサウンドを響かせ、発進時はアクセルペダルを軽く踏むだけで力強い加速が味わえる。

 街中では、2速発進させるATなので一瞬鈍さを感じさせるが(慣れてしまえば問題ないが)、1500rpmも回ればシフトアップし、2000rpmを超えるとトルクの波に乗った感じで、アクセルペダルのわずかな踏み込みにも力強く応答するし、素晴らしい音色とともに息の長い加速感に、いいなぁ、と思うのだ。

 もちろん、高速域でも圧倒的パフォーマンスを発揮させるであろう想像はつくが、この日走らせた40~70キロくらいの加速レベルでも十分に堪能できるし、この領域が気持ちいいのがアメ車の魅力。しかも街中では意外にも視界が良いので扱いやすく、ハンドルの切れ角が大きいからか狭い路地での扱いも上々であり、毎日の足としても十分に使えるだろう。
見晴らしも良く、ステアリングの切れも良いから、街中でも扱いやすい。
組み合わされるミッションはオートスティック付きの5速AT。シフト操作をしたい場合は、ノブを左右に動かすことでアップ&ダウンを可能にする。
こういった中古車でホイールがノーマルであることは珍しい。だが、状態重視であればノーマルであることに越したことはない。
SRT8にはブレンボブレーキが装備される。
想像以上に快適なシート。サイドのホールド性が効いており、横方向の包まれ感が心地良い。とはいえ、ルーズに座っても違和感なく座れるから、ハードにもルーズにも使える。
リアも広々として快適なシート。表皮の中央部がアルカンターラ素材で滑りにくく、デザイン的にも優れている。
戻って下回りを撮影したが、ご覧ようにクリーンな状態。こうあるべき中古車の姿だと思う。

個性的なアメ車をあえて販売するショップ

 スタイルも、海外ドラマでよく見る警察車両のそれである。日本だと、土曜ワイド劇場あたりによく登場する刑事の車両はクラウンだが、彼の地ではこのチャージャーが主流。もちろん取材車のようなSRT8ではないが、見慣れた感もあり現代においても古さをあまり感じさせず、カッコ良さを感じることができる。

 ということで、少なくともこの日走らせた限りでは、スタイリングやボディ自体にもまだまだ面白さを感じるだけの状態が残っている、と思えたのである。

 この車両を販売しているエイブルは、これまでサードカマロやフォースカマロ、ジープワゴニアといった90年代以前の車両の取り扱いが目立っていたが、ショップのポリシーは、「面白い個性的なアメ車を販売したい」とのことであり、90年代以前のアメ車を販売する一方で、こうした個性際立つ現代車両をも取り扱っているのである。
何度見ても思うが、顔面の圧が凄い。乗っても心地良いV8サウンドがあるし、デザイン的にも迫力がある、今なお個性的なアメ車の一台。

あえて「アメ車」に乗るならば…

 「この時代にあえてアメ車に乗りたいという方は、排気量がどうとか、燃費がどうとか、そういった壁を越えてくる方々がほとんどですから、だからそいった方々にはあえてよりアメ車を感じる個性的な車両に乗ってもらいたい。そういう意味での90年代車両であり、6リッター越えのV8モデルだったりするのです」とエイブル代表の原氏。

 余談だが、最近ではあえて2リッター直4ターボエンジンのキャデラックを仕入れ自社テストしているという。それは、来る将来の販売車候補としてオススメできるか否かを見極めるためであるというから素晴らしい(現行2リッター直4カマロも視野に入れているのである)。

 そんな好奇心旺盛かつ素性を大切にする中古車屋が販売するチャージャーSRT8は、まだまだ楽しめるコンディションを有しており、だからこそ「初めてのチャージャー」という方にもオススメできる個体だと思うのである。
取材日には、チャージャーの他はサードカマロ二台にフォースが一台、さらにはアストロにフォードブロンコといった車両たちが整備を受けていた。裏の置き場にはキャデラックATS等もある。これらのアメ車は「らしい個性」というキーワードで結ばれている。

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