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試乗記 TEST RIDE 2020 フォード エクスプローラーアベカーズにFR回帰した新型エクスプローラーが入庫

2020 フォード エクスプローラー

新旧あわせて複数台の在庫車が展示されている

ダウンサイジングを最大の特徴としたエクスプローラーが2011年に登場した。それから9年、新たにモデルチェンジした新型モデルを取材した。

更新日:2021.03.08文/田中享 写真/古閑章郎

取材協力

ABE CARS Tama Garage
TEL 042-311-0041 [ホームページ] [詳細情報]

革新的モデルの9年後のフルモデルチェンジ

 2011年に登場したエクスプローラーは、ここ数十年に登場したアメリカ製新型車の中では随一の革新的モデルだった。恐く今後、ここまで一気に変化したモデルはそうは出ないだろうと思う。

 まず、それまでのフレームボディから新たにモノコックボディ+横置きエンジン&FF駆動の採用によって、初代以来続けてきたトラックベースを捨てた。

 そして燃費向上に不可欠な軽量化とダウンサイジングエンジンを搭載することで、ひとクラス「上の存在」と同等以上の走行性能&快適性がもたらされた。

 当時はこの革新的アメリカンSUVに賛否両論渦巻いたが、結果的には受け入れられ、当時のフォードジャパンの中では大人気な存在となった(と同時に世界的なダウンサイジングの波が起こった)。
全長×全幅がそれぞれ5m×2mを超す大柄なボディを持ち、アメリカンSUVならではのスケール感は健在。さらに身にまとったモダンなデザインは、品を感じさせ、見る人に間延びした印象を与えない。
デザインの基本的ベースは旧型とさほど変わらない。だが全体の印象はシャープかつ流麗。非常にスタイリッシュなSUVとなっている。
リアも同様にシャープさが増したデザイン。旧型の面影を感じさせるも適度にリファインされている。
20インチのポリッシュドアルミが標準で装備されている。
搭載されるエンジンは2.3リッターエコブースト直4エンジン。300hp、最大トルク310lb-ftを発生させる。旧型比で20hpアップとなっている。
組み合わされるミッションは10速AT。室内にシフトノブは見当たらず、ダイヤル式のシフターになっている。
液晶とアナログが組み合わされたセンターメーター。オプションで液晶のみのメーターも存在する。

エンジンバリエーションの基本は3種類

 そしてそれから9年後の2020年に新たなフルモデルチェンジが行われた。基本構造はほぼ同じであるが、エンジンが縦置きに改められ駆動方式がFRに変更されている。もちろん四輪駆動もある。

 ボディサイズの変化は旧型比でほとんどないため(ホイールベースが若干短くなった)一瞬戸惑うが、あらゆる部分がリファインされているのは間違いない。

 このモデルチェンジで登場したラインナップは、大きく分けて三つある。ひとつがベースグレードを含む2.3リッターエコブースト直4エンジンのグループ。そして3.3リッターV6ハイブリッド。さらに3リッターエコブーストV6ツインターボの一団である。

■「ベース」、「XLT」、「Limited」:2.3リッターエコブースト直4エンジン 
■「hybrid」:3.3リッターV6ハイブリッド
■「ST」、「Platinum」:3リッターエコブーストV6ツインターボ

 で、今回アベカーズが直輸入した新車が2.3リッターエコブースト直4エンジンを搭載する「Limited」のAWDとなる。

 FFからFRへと回帰した新型モデル。にもかかわらずあえてのAWDとはいかに。

 アベカーズの秋山氏いわく「ここ数年、多くのエクスプローラーを販売してきましたが、その中心はAWDでした。特にフォードジャパン当時のラインナップに存在しなかった『直4+AWD』のモデルを扱うようになって一気に販売増になっております。ということで、新型はFRに回帰しましたが、多くのユーザーが求めるAWDを直輸入したのです」

以前から日本未導入の「直4+AWD」を積極的に取り扱う

 フォードジャパン時代にあるユーザーを取材した時にも「直4モデルにもAWDがあれば…」という話を複数回聞いていたが、当時の正規ラインナップは「V6+AWD」を売りたいがための措置だったと個人的には思っている。

 だから、ユーザーの本当に欲しいものを探るのであれば、今回の「直4+AWD」はFRになっても正しい選択だろう。

 さて実車である。マグネテックメタリックと呼ばれるボディカラーはいわゆるガンメタのような色合い。ここ最近、他の取材先でよく聞くのが、「最近黒がまったく売れません」というもの。

 続けて「ガンメタ系が待ってでも欲しいという方が増えています」ということらしいのだが、まさにその通りのカラーで驚いた。
可倒式シートを倒せばかなりの荷室が現れるが、フル乗車ではご覧のスペース。決して十分とは言えないが、決して狭くもない。
瞬間的に思ったのが、シートの質感が良くなっているというもの。ホールド性も上がっているという。
2列目シートは3人乗車。3列目へのアクセスも容易になるよう工夫されているという。
3列目の足元スペースが若干狭まった気がするという話だが、この手のクラスで3列目乗車を可能にしているSUVはそう多くない。
アベカーズ店長の秋山氏。新型モデルの走行フィールや店内に展示されているエクスプローラー各車の魅力について語ってくれた。
2020年型エクスプローラーに2021年型シェルビーGT500が並ぶショールーム。フォード認定工場として中古車を扱う一方で、こうした最新車両を自社で直輸入しているのもアベカーズの特徴。今後、最新ブロンコの入荷も期待できるはずだ。
フォード認定サービス拠点として活動しているアベカーズは、フォード純正パーツや電子デバイスを使用した整備やメンテナンスが可能になるから、ある意味ディーラー体制と同様の安心感が得られるのである。

300hp+10速ATがもたらす新世代SUV

 個人的に初めてみる2020年モデル。思っていた以上にボディ全体が引き締まり、シャープな印象が漂う。ここ最近の世界中のSUVで見られるスタイリッシュなフォルムというやつなのだろう。ただ、これまた個人的には旧型初期のボテっとしたフォルムが好きだっただけに、「好みが分かれそう」な印象を得た。

 が、室内をのぞき、インパネ全体を見た段階で、新型の価値がハッキリとわかる。旧型でも新鮮な印象を漂わせたインテリアが、より一段と進化し質感を高めていた。センターコンソールにあるモニター類にもイマドキの欧州車然とした雰囲気が漂う。

 取材車は新車だったので試乗は不可。ということで、港から車両を引き上げる際に乗っている秋山氏に再び話を聞いた。

 「私も少しだけ動かしましたが、第一印象は確実に速くなってます。エンジンパワー自体が上がっていることありますし、新搭載になっている10速ATが効いているのだと思います。あと、あくまで印象論ですが、サードシートの足元スペースが少し減少したような気がします。FRになったからでしょうか」

 新型に搭載される2.3リッターエコブースト直4エンジンは300hp、最大トルク310lb-ftを発生させる。これは旧型比で20hpアップとなっており、同時にミッションが6速から10速ATに変わっているから、走らせればその進化がモロに伝わってくるということである。

 今回取材したアベカーズでは、これまでに30台以上ものエクスプローラーを販売している。くわえて今現在も複数台の在庫車があり、現状で新旧エクスプローラーを閲覧することが可能である。

 もちろんアベカーズは、フォード認定サービス工場として活躍しているから購入後の安心感も段違いに高い。

 取材時には、このエクスプローラーの隣に最新のシェルビーGT500が展示(売約済み)されていたから、認定サービス工場としての認知が高まっている証拠だろう。

 まだまだ数の少ないFR型のエクスプローラーだが、その熟成具合を是非味わってもらいたい。

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