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試乗記 TEST RIDE 2007 キャデラック エスカレード3代目モデルの低走行&程度良好のエスカレードをガレージダイバンにて発見

2007 キャデラック エスカレード

ノーマル状態に近いコンディションも魅力

キャデラックエスカレードの3代目モデル、しかもお宝中古車らしき個体を取材した。

更新日:2020.06.02文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

ガレージダイバン
TEL 03-5607-3344 [ホームページ] [詳細情報]

2007年に登場した3代目エスカレード

 1999年に登場した初代。2001年に登場の2代目、そして2007年にフルモデルチェンジでデビューの3代目。ちなみに4代目は2015年、5代目が2021年デビューとなっている。

 そんな3代目の2007年モデルを取材。この個体はガレージダイバンがデビュー当時に新車を直輸入し茨城のオーナーさんに納めたもの。

 その方は農家であるらしいのだが、トラクターを仕舞う保管庫に同時にエスカレードも駐車していたということであり、すなわち屋内駐車ということでボディの色艶がまったく衰えていないのが嬉しい。

 聞けば走行距離は1万8814キロ。2007年型で約1.9万キロの個体ということだから、ざっと計算して年1500キロも走っていない! 

 しかも車内足元に敷かれているフロアマットはまだ新品時のビニールで包まれたままの状態であり、後に触れるが、車内にはまだ「新車の香り」といわんばかりのレザーのいい匂いが残っていた。

 ダイバンが直輸入し、ダイバンの管理ユーザーだけあって上記の数字は実数というから、素晴らしい。
2007年に登場した3代目は、「アート&サイエンス」をデザイン・コンセプトに洗練された美しさ、優雅なスタイルを実現している。
今見ても気品漂うラグジュアリーSUVとしての風格が感じられる。中古個体だが、グリル以外ノーマル状態が維持されている外観も素敵だ。
搭載されるオールアルミ製6.2リッターV8OHVエンジンは、409psのパワーと57.4kg-mのトルクを発生させ、2600キロのボディを悠々と走らせる。6速ATのマッチングも良好。ちなみに余談だが、4代目もエンジンは同機(426psにパワーアップはしているが)。
3代目のインテリアは、もちろん4代目と比較すれば華やかさに欠けるかもしれない。が、3代目同士の個体比較となれば、この個体の優位性は断然高い。前オーナーの使用感というものがほとんどないのだ。
室内で二箇所カスタマイズされているが、そのうちの一つが後付けナビがインストールされた社外コンソール。ipodの装着が可能になっている。

ノーマル状態に近いボディも魅力

 さらに車外をひと回りし、カスタマイズ箇所を聞けば、外装はフロントグリルとヘッドライトにHIDを使用しているのみ。で、インテリアではセンターコンソールに後付けナビを装着するための社外コンソール(ipod装着可)に換装し、リアにフリップダウンのモニターを装備したのみ。以上コレだけ! 

 さすがにいろいろ取材しているが、こんなエスカレードは初めてであった。が、念のためカーセンサーで探ってみたが、同じ2007年の新車並行車で4.4万キロという個体はあったものの、さすがに2万キロ未満の個体は皆無。

 そのほか、この年代に近い車両でも、だいたい7万から10万キロ走行が一般的で、ホイールに社外の22や24インチを履いている車両が断然多かった。

 ちなみに、大径ホイールを履くことを筆者は悪いとは思っていない。だが、中古車買う側の視点で考えれば、履いていない方がヤレが少ないのは間違いないから、そういう個体をチョイスする方の気持ちがわかるし、逆に、後で交換するよりも最初から大径を履いているモノを買いたい、という方の気持ちもわかる。
中古車なのだが、中古に見えない個体。そんな感じだった。実際に走らせてもヤレを感じさせないから驚く。とはいえ中古車だけに、購入後に「何も起きない」とは言えないから、その意識は持って欲しい。

「いい状態の中古車」が欲しければ

 ただ、カスタマイズの内容よりもできるだけ「いい状態の個体」を入手したいのであれば、ノーマルに近い状態の個体、さらに走行距離の少ない車両の方がその可能性は断然高まるというのが、これまでの20年以上の経験から得た鉄則みたいなものである。

 だが。これまた余談だが、アメ車の場合、こういった年式の経った車両の低走行車の極上個体というのにはほとんど出会ったことがない。

 たとえばベンツやフェラーリ、ポルシェ等にはこうしたある意味お宝車両的な個体が時としてあるが、アメ車の場合は2002年で1万キロちょいのバイパーや2005年型で1万キロ未満のフォードGTくらいだった(出会ってないだけで存在しているに違いないが)。

 だからこのエスカレードを見たときは、瞬間的に「いいかも」と思えたのは事実である。ということで、同社の営業・吉川さんと一緒に近隣を試乗した。
ほぼカスタムされていないから、個体としてのヤレが非常に少ない。だから購入後にカスタマイズするにしても良い状態の個体に乗り始めることができるはず。
フロントドライバーズシートの座面を見てもご覧の通り。13年前の車両には決して見えない。
全席足元に敷かれているフロアマットがまだビニールに包まれたままだった。これも初。
セカンドキャプテンシートにサードシートは、フロントシート以上に使用された形跡が薄かった。今後購入される方は幸せだと思う。
ATシフトといった常に手に触れる箇所のヤレもほとんどないといっていい。
二箇所ある二つ目のカスタマイズ箇所はリアに設置されたフリップダウンのモニター。直接ヤレに繋がるものではないからまったく問題なし。
ガレージダイバンスタッフ・吉川さんも驚くレベルの個体であると、販売から現在に至るまでの個体の経緯を詳細に説明してくれた。

新車の香りが残っているような個体

 上記したとおり、車内は新車時の香りが残っており、レザーシートにもそれほど使用感がないから、本当に驚きである。

 しかも走り出せば、13年前の車両とは思えないほどシッカリしているし、足回り等がノーマルであるから、ミシミシガタガタといった異音騒音の類も皆無であり、感心することばかりであってあっという間に周回を終えた。

 吉川さんいわく「まったく普通に走りますし、経年劣化のガタをほとんど感じません。こんなエスカレードがまだあったのか、といった車両だと思います」

 たしかにその通りだと思うし、運転して感動すら覚えた。だが、すでに13年前の車両。走行距離は短いと言っても中古車に変わりはない。だから走り出せば、しばらくして消耗品の劣化がちょこちょこ出てくることが想像されるから、そういった部分をシッカリ交換すれば今後10万キロ、いや20万キロだって走れるだけの潜在能力がこの個体には備わっていると思う。

 それともうひとつ。恐く、ここが購入への最大の難所となるのだろう部分が、3代目という年式である。あえて「3代目が欲しい」という方なら間違いなく瞬殺されるであろう個体だし、そうじゃない方にとっては「ちょっと古いかなあ」となるはず。

 ただ、たとえばエンジンひとつとっても基本4代目や5代目と同機だし(もちろん進化しているのだろうが基本ベースは同じ)、そういった高年式車両は中古車であっても700~1000万円くらいするし、5代目の新車となれば1800万円~2000万円あたりになるのだろうから、「いい状態の中古個体を買いたい」と思うならば、歴代モデルと比較し若干インテリアの華やかさに劣る3代目だが、中古車価格338万円のエスカレード、しかも走行1.9万キロ+ほぼノーマル状態という今回の個体の優先価値は、自然と高まると思うのである。

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