TEST RIDE

[試乗記]

ダッジチャレンジャー50thアニバーサリーエディション

2020 ダッジチャレンジャー R/T スキャットパック シェイカー

756キロ走行というほぼ新車に近い個体が入荷

BCDにダッジチャレンジャーの50周年記念アニバーサリーエディションが入荷した。早速取材。

更新日:2020.10.26

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

50周年でモデルは三代目

 ダッジチャレンジャーの生誕50周年を記念したアニバーサリーモデルが登場した。初代チャレンジャーが誕生したのが1970年。

 初代は1974年で生産終了し、二代目の登場が1978年。この二代目は1983年まで続き再び生産終了。

 で、2008年に三代目となる現行型チャレンジャーが復活。その2020年モデルが生誕50周年記念となり特別限定モデルが用意されている。

 ちなみに、2010年に登場したチャレンジャー モパー10は生誕40周年記念モデル。当時はそうしたアナウンスはなかったが、モパー10の作り込みが異様なほど高かったのが、それを物語っている(フード等が専用パーツで今でも人気が高い)。

 さらに余談だが、生誕50周年のうち実際に車両が販売されていた期間が約24年=約26年は空白期間ということ。

 さらに現行モデルがすでに13年以上販売されているから、旧モデルの販売期間を抜いてしまっている。すなわち現行モデルの人気の高さを物語っていると言えるだろう。

ダッジチャレンジャーの生誕50周年を記念したアニバーサリーモデル。ベースはR/Tスキャットパックシェイカー。ボディカラーは限定カラーのフロスバイト。

ゴールドスクールホイールや各装備がいい塩梅にボディカラーとマッチし、チャレンジャーの新たな魅力を引き出している。

いまだ鮮度が落ちない現行チャレンジャー

 アメ車系媒体等で目が慣れてしまっている方々には響かないかもしれないが、実際、都内街中を走っている現行型チャレンジャーのカッコ良さといったら! 新旧、大小の日本車がはびこる都心の道路を走るチャレンジャーは今もなお十分に輝いているし、デザイン的魅力、鮮度がまったく落ちていない。だから、いまだに売れ続けている理由も分かる!

 さてダッジチャレンジャー50thアニバーサリーエディションであるが、今回BCDに入荷したモデルがR/Tスキャットパックシェイカー。

 50thアニバーサリーエディションには4つの対象グレードがあり、それぞれに70台が割り当てられ、総計1960台が用意されている。今回入荷したモデルも当然ながらその1960台の中の1台。以下詳細。

ボディカラー同色のシェイカーフード。ボンネットフードがブラックであるから余計に際立つ。

搭載されるエンジンは6.4リッターV8。485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。大排気量NAエンジンの醍醐味が味わえる名機。

コールドエアインテークが装備。

スモーキーなボディカラーが断然洒落ているし、アメ車っぽくない品を感じさせるし、それでいて6.4Lエンジン搭載と、とにかく素敵な車両である。

4グレード×7色×70台=全1960台の限定車

対象グレードは4つ
■GT(RWD):3.6リッターV6
■R/Tシェイカー:5.7リッターV8
■R/Tスキャットパックシェイカー:6.4リッターV8 ←取材車
■R/Tスキャットパックシェイカーワイドボディ:6.4リッターV8

 要するにGTの4WDとヘルキャット以上のモデルは対象外となっていることが分かる。

 余談だが、本来ならヘルキャット以上のモデルには50thアニバーサリーモデルとしてサーキットスペシャルの「ACR」が控えていたが、もろもろの諸事情により頓挫。代わりにスーパーストックが登場することになっている。

ボディカラーは全7色
・ゴールドラッシュ
・フロスバイト ←取材車
・ヘルレインジ
・シナモンスティック
・トーレッド
・F8グリーン
・ゴーマンゴ

 上記4グレードには7色のボディカラーが存在し、各色70台用意されているから、4グレード×7色×70台=全1960台の限定エディションということなる。

ボンネットフードはステインブラックにペイントされている。そのブラックがボディカラー同色のシェイカーフードとの良好なマッチングを示す。

ルーフはマットブラックにラッピングされている。

トランクリッドもマットブラックにラッピング。ボンネットフードのペイントとラッピングを使い分けている。

ほぼ新車に近いコンディション車がBCDに入荷

取材車の概要
・ボンネットフードはステインブラックにペイント
・ルーフとトランクリッドはマットブラックにラッピング
・ボディカラーと同色のシェイカーフード
・20インチゴールドスクールホイール
・シルバーブレンボブレーキ
・50ロゴ入りエアキャッチャーヘッドランプ
・モパー製ブラックフードピンキット(オプション)

インテリア概要
・インフォメーションスクリーン
・ロゴ入りシリアルナンバータグ
・リアルカーボンインストゥルメントパネル
・シートヒーター & ベンチレーションフロントシート
・50ロゴ入り アルカンターラ&ナッパーレザーシート
etc

 さて実車であるが、756キロ走行という、ほぼ新車に近いコンディション。そのフロスバイトのボディカラー。ブルーであるが、若干スモーキーなカラーリングが特徴である。

 パっと見、シェイカーフードとブラックのフードピンに目が行くが、フードピンはモパー製のオプション。シェイカーに関しては、これまで何度も見てきたが、50thアニバーサリーはボディ同色となっているから見た目に新鮮。若干突起が大きくも見えたが、隣に並んでいたオリジナルのシェイカーと比較したら、まったくの同じサイズだった。

 全体的に見慣れた感のあるチャレンジャーではあったが、限定のボディカラーとブラックのコンビネーション、さらにシェイカーフードやゴールドスクールホイールが存在感を醸しだし、いい味付けになっている。

マットブラックのモパー製フードピンキットはオプション。この車両にはそのオプションが幸運にも装備されていたということ。操作性も良く、見た目の印象の変化にも役立つ。

20インチのゴールドスクールホイールにシルバーカラーのブレンボブレーキが装備。50thアニバーサリー限定のホイール。

ボディサイドに貼られるバッジやロゴは、カラーリングされず、全体のトーンを合わせる工夫が施されている。

理想のチャレンジャーに近い仕様

 スモーキーなボディカラーも断然洒落ているし、(アメ車っぽくない)品を感じさせるから不思議である。と同時にFCAのセンスを感じさせるものだった。

 これまでにもチャレンジャーには限定モデルが数々登場しているが、そのどれもが「その時考える理想のチャレンジャー」に近い状態だったものが多かった。

 今回の50アニバーサリーモデルも、シェイカーボディ同色+ブラック仕様のコンビネーションは、恐く過去、多くの方が考えた『あんなのあったらいいな~』の想型だったに違いない。シェイカー同色は今回限りだから、しかも限定ボディカラーということもあり、是非とも入手すべきだと思う。

 ということで、こういった限定エディションが瞬時に入荷するのもBCDならではの特徴である。

 BCDの利点を積極的に駆使し本国から程度良好の個体が入荷。しかもお買い得プランや購入後のメンテナンス&保証体制がかなり充実しているから、ユーザーが集まる。そして売れる(BCDの優れた販売体制については過去記事にてご覧下さい)。

 だから次から次へと新たな個体が直輸入され、日本国内ではあまりお目にかかれない魅力的なモデルに乗れるチャンスがかなり広がっている。

 チャレンジャー50th限定エディションに関しては、トーレッドのR/Tがもうじき入荷するから、期待して欲しい。

インテリアの構造自体は同一だが、ステッチのカラーリングが変わっていたり、専用シリアルタグが貼られたりと、随所に変化が加えられている。

メーターパネル内のインフォメーションスクリーンには50thロゴが映し出される。

50thロゴ入りのアルカンターラ&ナッパーレザーのコンビシート。

BCDに車両とユーザーが集まる理由

 くわえて、チャレンジャー以外にも他店ではほぼお目にかかれないモデルが随時入荷する。たとえば2020年モデルのカマロZL1(新車)や1LE、さらにはマスタング直4エコブーストのMT車。同じマスタングでV8コンバーチブルのカリフォルニアパッケージ装着車等々。

 来年には、マスタングブリッドに代わり登場するMACH1の入荷も予定されているし、2021年モデルのチャレンジャーの入荷も期待される。

 こうしたニューモデルや本国人気モデルが入荷しているショップは、全くないとは言わないが、かなり限られる。しかも長期の保証やワイテック等の電子デバイスを所有している充実した整備が可能なショップはもっと限られる。

 だからBCDにユーザーが集中し、最近では日本国内に上陸する以前(輸送中に)に売約済になってしまうことも少なくはない、ということだから、BCDがいかにユーザーに期待され評価されているかが分かるのである。

直近で50thアニバーサリーモデルの赤いR/Tが入荷するし、それ以外にも2020年フェイスのカマロ1LEやマスタング直4のMT車、さらには来年以降ではマスタングのMACH1等の魅力的モデルの入荷が決まっているという。

BUBUの現地法人が仕入れたベース車両の状態が良く、だから日本での販売に長期の保証やお買い得プランが提案できる。さらに各メーカーごとの電子デバイス等を所有し適切なメンテナンスができるから、車両が売れる。そうした循環があるから、魅力的なモデルが次々と入荷するという好循環が生まれていると鈴木氏は話す。

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