TEST RIDE

[試乗記]

インディゴブルーのワイドボディが最高に似合う

2020 ダッジチャレンジャーR/Tスキャットパック ワイドボディ 50thアニバーサリー コメモラティブエディション

こんなレアモデルが入荷するのもBCDならでは

ブルーのボディカラーにワイドボディを組み合わせたチャレンジャーは、50thアニバーサリー コメモラティブエディションというBCDの仕入れならではの車両だった。

更新日:2022.02.19

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

二種類ある50thアニバーサリーモデル

 2008年に登場した現行型ダッジチャレンジャーは、2015年にマイナーチェンジを行い後期型に進化した。と同時にヘルキャットがデビュー。世界中のファンの度肝を抜いた707hpの量産車である。

 そして2018年には840hpのデーモン、2019年にはワイドボディが登場。またレッドアイがデビューしたのも2019年である。そして2020年はチャレンジャー生誕50周年。当然50周年記念モデルがデビューし、これまた人気を博した。

 で、そのアニバーサリーモデルであるが、同じアニバーサリーモデルの中でも限定モデルとそうでないモデルの二種類あり、前者を「50thアニバーサリーリミテッドモデル」、後者を「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」と言う。

 両者の違いはそれぞれあるが、「50thアニバーサリーリミテッドモデル」は過去にBCD車両として紹介しているから過去記事を見てもらえばわかるが、ひと言で表せばシェイカーフードモデルベースの特別カラーリングで飾った総数1960台の限定車。

 一方で今回取材した「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」は、シェイカーではないモデルをベースにした記念モデル。

▲50周年を記念した「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」のBCD直輸入車両。ワイドボディとインディゴブルーのボディカラーが最高に似合う。

▲走行8300キロのBCD車両だけにコンディションは言わずもがな。まさしく一期一会的な存在だけに急いだ方がいいだろう。

日本ではレアなコメモラティブエディション

 もっと正確に言えば、「R/T、R/Tスキャットパック、R/Tスキャットパックワイドボディをベースにした特別仕様車」であり、ボディカラーは「50thアニバーサリーリミテッドモデル」とは別の設定になっている。

 具体的には、スモークショー、グラナイト、インディゴブルー、オクタンレッド、ピッチブラック、トリプルニッケル、ホワイトナックルのみ。

 くわえて、サテンブラックのボンネットフード、ルーフ、リアデッキリッドで飾られ、ゴールドスクール仕上げのバッジ、20インチゴールドスクールアルミホイールが特徴である。また、50th専用インテリアも当然与えられている。

 ということで、今回の取材車は、R/Tスキャットパックワイドボディをベースにした「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」であり、ボディカラーはインディゴブルーであるが、こんな車両が日本で見られるのもBCDならではと言えるだろう。

 恐らく他店では同じ50th記念モデルでも「アニバーサリーリミテッドモデル」に価値を感じ、そちらを仕入れるに違いない。というか、「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」自体を知っている販売店がほとんどないだろう。

 だが、BCDは常に本国から仕入れを行っており、独自の仕入れ基準に基づいたコンディションチェックも行なわれている。さらに年間を通して常にチャレンジャーにアンテナを張っているからこそ、こうしたレアな車両の入荷が可能になる。

▲サテンブラックのボンネットフード、ルーフ、リアデッキリッドで飾られる。

▲20インチゴールドスクールアルミホイールに305/35-20インチタイヤとブレンボブレーキが組み合わされる。

▲搭載されるエンジンは6.4リッターV8で485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。大排気量NAエンジンの醍醐味が味わえる名機をワイドボディで走らせる。

インディゴブルーのワイドボディ仕様

 さて個人的には結構な数のチャレンジャーを取材しているが、50周年記念モデルのワイドボディは初。

 そもそも50周年記念とは、初期モデルがデビューした1970年から50年という意味だから、クラシカルな雰囲気を発するノーマルボディベースが相応しいのではないか、と個人的には考えていた。

 実際これまで取材したことのある50thアニバーサリーモデルは全てノーマルボディだったし、それで十分にカッコ良かったし。

 そもそも現行型チャレンジャーは往年のチャレンジャーの復刻モデルだからノーマルボディの方がイメージに合うのは当然だろう。

 一方で、ワイドボディはヘルキャットといったハイパフォーマンスモデルのパワーをさらに生かすための措置であり、だからR/T以下には設定されていない。=450hp以上のモデルのコーナリングスピードを上げると同時に攻撃的なフォルムを実現しているのである。

 だから「ワイドボディの50th記念モデル」と言われた時は最初はピンとこなかったのだが、実車を見て驚いた。めちゃくちゃカッコイイ。

 というか、正直、50周年記念モデルというのはどうでもいい(笑)ように思えた。要するにインディゴブルーのボディカラーにワイドボディのチャレンジャーがめちゃくちゃ似合っていて、とにかくセンスがいいし品もある。

 それでいて他人とかぶることもあまりないだろうし、50th記念モデルというよりは、数少ないブルーカラーのワイドボディというところが最大の魅力ではないか、と思えたのである。

▲50thアニバーサリーモデルというよりは、あくまで個人的意見だが、ブルーメタリックのワイドボディという組み合わせにシビれた。

▲インテリアの自体の形状は同一だが、ステッチのカラーリングがオレンジに変わっていたり、専用シリアルタグが貼られたりと、随所に変化が加えられている。

▲ダッシュ周りはカーボンパネルが貼られている。

メタリックカラーのチャレンジャーが気分

 チャレンジャーと言えば、「原色のモパーカラーがマスト」というような固定観念があったかもしれないし、実際にオレンジやグリーンの原色カラーは似合ってはいるのだが、最近は「メタリックカラー」がいいと個人的には感じている。

 これまでにもグリーンメタ、ワインレッド等を見てきたが、素晴らしいほどセンスを感じるし、古臭くもない。しかもそれがワイドボディであるなら、最新パフォーマンスカーにも見える。

 だから今回取材したブルーメタリックのワイドボディは、洗練された大人のハイパフォーマンスカーといった雰囲気を感じさせ、あえてノーマルのまま上品に乗っても気取れるというか。とにかく素晴らしいほど魅力的であるから、気になる方は急いだ方がいい。

 ちなみに、走行8300キロのBCD車両であるからコンディションの良さは言わずもがな。実際に実車を取材して確認しているし、とにかく鮮やかなブルーのボディカラーを実際に見て欲しい。

▲メーターパネル内のインフォメーションスクリーンには50th専用メーターパネルとなりオレンジカラーが使用されている。

▲組み合わされる8速ATは、パドルでの操作も可能である。

▲アルカンターラ&ナッパーレザーのコンビシートには50thのロゴが入る。

一期一会的な存在だから急ぐべし

 なお、BCDは本国からの積極的な仕入れを続けているが、その中でコンディション良好な高年式モデルというくくりの中では2020年モデルが一番安定しているという。というのも2021年モデルはコロナ禍による生産数の減少という難により数が少なく、あっても価格の高騰が顕著である。

 すでにメーカーは2022年モデルに移行しているが、まだまだクルマの出が遅く中古車市場に流れてくるには時間もかかる。となると、現地でも2020年から2021年の中古車の動きが活発になり、どんどん数が減っていっているというから、今回のような出物がそうそうあるはずもない。まさしく一期一会的な存在だろう。

 だから売れてなくなってしまってから「同じのが欲しい」となっても入手困難であるのは間違いないし、実車のあるうちに手に入れてしまうほかないわけである。

 で、それが国内オークション会場にある個体だったら「ちょっと冷静になれ」とも言いたくなるが、BCD車両であるなら、これまでの実績を踏まえかつ彼らの取り組みから、安心してオススメできるとなるわけである。

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