更新日:2012.05.16
文/椙内洋輔 写真/ホンダ自動車
ホンダのラインアップする唯一のピックアップトラック。デビューは2005年のことだが、強靭なビルト・イン・フレーム構造のボディやエンジン横置きベースの4WD採用など、その設計は今見ても挑戦的。スタイリングにおいても、キャビンと一体型のベッドを用いるなど、デザインは誕生から7年を経た今日でも、まったく色あせていない。
5.3メートル弱の全長に2トン強のボディは、車格的にはミドルクラスのトラックにあたるが、リッジラインはどちらかと言うと「SUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)」的な性格の持ち主。
パワートレインは3.5リッターV6に5ATの組み合わせで、駆動システムには状況に応じて前後軸間の駆動力を可変するホンダ独自の「VTM‐4」4WDを採用。同クラスのSUVに匹敵する走破性能と、優れた燃費性能を両立している。
サスペンションもトラックとしては珍しい4輪独立懸架で、リアにはトレーリング式マルチリンクを採用。荷台へのホイールハウスの張り出しを抑え、利便性を向上させている。
一方、非ラダーフレームに四輪独立サス、FFベースの4WDということで、牽引能力が不安視されがちだが、そこは5000lb(2268kg)のトーイングキャパシティを確保。十分なタフネスさをも併せ持っている。
ラインアップは下から「RT」、「RTS」、「RTL」の3グレードで、最上級の「RTL」にはパワームーンルーフやレザートリムインテリア、115V電源コネクタなども採用。また2012年モデルからは、専用の18インチホイールやブラックメッシュグリルを備えた新グレード、「スポーツ」が新たに追加されている。
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