もともと国産四駆メインの車歴をほこっていた福田さんがアメ車乗るきっかけとなったのがジープチェロキーだった。後輩が購入したチェロキーを見て、自身もXJ型のチェロキー購入を目論んだ。
「これまでの車歴からちょっと古めのクルマに興味があるんです。これまでも78プラドとか、あえて人と違う古めが好きで乗っていました」
アメ車に興味を持つようになってもイマドキの最新SUVには興味ないし、街中で見ても振り返ることもないと語る福田氏だからこそ、フォードブロンコを購入するのも必然だった?
「将来的にはフルサイズのピックアップに乗りたいんです。ただ、今は子供がいるから正直2ドアのブロンコには迷いを感じましたが、実際に乗ってみると中は広いし、思った以上に使えそうなんで買ってしまいました(奥さんの足も別にあったので)。
人にもよるでしょうけど、ボク自身は90年代のクルマ、自分達が若い頃のモデルにすごく惹かれるんです。たまに見かける90年代のCとかKとかなんかには『オッ』ってみとれてしまいますし。ブロンコもちょうどその年代ですし、何より数が少ない! ボクにとっては『人とかぶらない』ということもアメ車に乗る理由のひとつなんです」
フォードブロンコは、F系トラックの荷台にシェルを付けたような感じの2ドアSUV。90年代にタホに2ドアモデルがあったが、そのフォード版とでもいえばわかりやすいか。一時は近鉄モータースが正規輸入していたということで、福田さんのブロンコも実はD車である。
将来的にピックアップに乗りたいという福田さんとってブロンコは、仮想ピックアップの練習台としてももってこいのアメ車なのである。
2011年の5月に福田さんが手に入れたブロンコは1993年型。ブラック&ベージュの2トーンのボディカラーが実に洒落た雰囲気を発している。購入時は純正のホイールが装着されていたが、現在はアメリカンレーシングに変更しているという。
「実際にはアルコア・チャレンジャーが欲しいんですが、5穴がなかなか見つからなくて…。ただ、いまのアメリカンレーシングも結構気に入っているんですがね」
それ以外では、ムーンアイズのマットを通販で購入し、マフラーにはフローマスターを装着している程度という。
「今、ヘダースを頼んでますね。パワー的には今でも十分ですが、フィーリングが上がるらしいので楽しみにしています。それと後々ですが4インチくらいのリフトアップはしたいですね」
熊本では土地的に四駆の必要性はないというが、阿蘇とかに雪を見に行ったりするという福田氏は「やっぱり車高が高いのに慣れちゃうと、低いのは乗れないですよね」と語る。
購入後1年半くらいが過ぎるが、トラブルもなく、大きさ的にも困ることはないブロンコ。洗いざらしのブロンコには、これまでに一度もワックスをかけたことがない。「洗車は雨が降った時にウエスでふき上げるだけですね。この手のクルマは多少汚れてるくらいが雰囲気あってよいのかもしれません(笑)」
そしてさらに「自分のクルマ人生の「上がり(=終着点)」はピックアップだと思っています。将来的にはピックアップの4WDが欲しいですね。でも、ブロンコはつなぎってわけじゃなく、これはこれで気に入っているんですけどね」
いつの日か手に入れたいピックアップはタンドラか、それともエスカEXTか? まだ特別車種は決めてはいないというが、ひとつだけ決めているのが、シングルキャブのベンコラである!
12,810円
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