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ジェットシティが施工するエアサスカスタム詳細

最新エアサス事情 vol.2

第二部はエアサスの装着方法と構成パーツについて

前回は、最新のエアサスカスタムの概要と装着時の「車高の変化」について解説したが、2回目はエアサスの基本的な構造を解説する。

更新日:2020.06.01

文/田中享(Tanaka Susumu) 写真/田中享(Tanaka Susumu)

取材協力/ジェットシティ TEL 082-820-0377 [ホームページ] [詳細情報]

複雑そうなエアサスだが構造的にはシンプル

「エアサスはビジュアル重視の特殊なカスタム」という認識の人が多いかもしれない。が、実は、エアサスの構造自体は非常にシンプルだし、意外かもしれないが理にかなっている。

 エアサスは、その名の通り『エア=空気』を『コイルスプリング=鉄のバネ』の代わりに使うサスペンションであり、硬さや車高をエア圧を調整することで任意に変更できる分だけ、コイルスプリングを使用したサスペンションよりも高性能といえる。実際、高級車の中には純正でエアサスを装備するモデルが存在することがそれを証明している。

 一方、後付けでエアサスを装着する場合、自動車メーカーが莫大な金額を投じて設計&生産している車両の足まわりを改造するわけなので、足まわりを変更する際には構成する部品の選択や取付に、確かな知識と技術が必要になるのは言うまでもない。

 ということで、エアサスを構成する主要パーツの解説を行う。ちなみに、ここで紹介しているパーツ類はあくまで一例であり、これ以外のパーツやシステムが存在することを明記しておく。

1、車高調+エアバッグとノーマルのダンパーとコイルスプリングの比較写真。

2、その車高調+エアバッグを装備した変更後の足まわり。コイルスプリングの位置にエアバッグが装着されているのが分かる。

3、リアにも車高調+エアバッグに変更後の足まわりを装着する。

4、エアサスの装着は“分解整備”に該当するので、「認証工場」か「指定工場」でなければ作業を行うことはできない。また、綺麗に装着するにはセンスと経験も必要となる。



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>> 最新エアサス事情 vol.1 を見る

5、4輪のエアバッグから引かれたホースや、エンジンルームのバッテリーから取った配線などが未処理のままの状態。この状態でテスト稼働した後に整理していく。

6、仕上げの段階。エアバッグに接続されているホースを必要な長さにカットしてソレノイドバルブに接続するのだが、この最後の作業にも大切なコツがある。

7、エアサスの接続が終わったら、次はセッティングの作業となる。あらかじめ計測しておいたノーマルの車高を基準として、走行時のベストな高さ&硬さを模索していく。

8、今回装着した車高調は車高だけでなく減衰力の調整も可能なタイプなので、エアバッグのエア圧だけでなくダンパーの硬さもセッティングする必要がある。

●エアゲージ(空気圧メーター)4輪それぞれに装着されたエアバッグの空気圧を表示するメーター。エア圧の表示単位はPSI(ポンド・スクエア・インチ)。→

メーターの一番上の数字はタンクの圧力を示している。エア圧が高い(=数値が大きい)ほど車高は上がる。写真の状態はエア圧がほぼ0になっているから車高は一番低い状態になる。

●コントローラー。エアバッグの圧力を操作するためのリモートコントローラー。このリモコンでソレノイドバルブの開閉を行う。4輪独立タイプのエアサスなので、理論上1本ずつ調整可能だが。→

通常は左右の車高は均一なので前輪、後輪と左右一緒に調整する。上級システムを組んだ場合は、有線リモコンではなく無線WiFiレシーバーを使用したり、専用アプリをインストールしたスマホで操作することも可能。

車高を落とすエアサスだが、エアバッグだけでは3㎝前後しか車高を変えられない。より車高を下げるためには車高調によるローダウンが必要であり、最適なセッティングを施すにはショップの技術やノウハウが必須。

最後に。リアトランク内に綺麗に収められたエアタンクやコンプレッサーの類。エアホースにバルブ類といったパーツ達が見事稼働した際の車高の上下動はお見事。感動ものだ。

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