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試乗記 TEST RIDE シボレー カプリス ワゴン16年落ちの90年代アメ車はどんなものか?

シボレー カプリス ワゴン

CHEVROLET CAPRICE WAGON

カプリスワゴンは、個人的に思い入れのある1台である。さらにここ数年のワールドワイドなアメ車にはない、「アメリカ」を感じさせる最後のクルマである。だからこそ、厳しくチェックしたい。

更新日:2011.06.27文/編集部 写真/田中亨

取材協力

ガレージダイバン
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内外装、各部をチェックする

 1995年型、5万9900キロ走行で車両本体価格128万円。16年落ちのアメ車で、ここまで外装がキレイなクルマも珍しい。そして個人的に気になるローダウンの内容。パッと見の印象で感じた率直な疑問はこの程度。

 そして走る前にエンジンルームを見せてもらった。至極キレイ。とはいえ、見られたくないモノを必至に隠すためにお化粧しているような感じではまったくない。

 逆に整備されている感じが隅々まで行き渡っている。使い込まれた感と整備されている感が見事共存している感じ。

 撮影と共に移動する。インテリア各部のスイッチ類は全域で作動良好であり、デジタルメーターもちゃんと動作しているし、ウインドーの上下にも現状では不安は感じない。

 シートのモケットは、多少の使用感はあるが、それでも汚れや破れなどはなく、荷室にあるサードシートの動作確認やリアドアの開閉に至るまで、予想以上のコンディションだった。
94年から搭載された5.7リッターV8、LT-1エンジン。それ以前は5リッターV8だった。この個体のエンジンは快調であり、エンジンルーム自体も手の行き届いた感がひしひしと伝わってくるほどキレイだった。
後付けのタコメーターと社外のオーディオが目立つくらい。それ以外ではデジタルメーターなども確実に動いており、嫌な臭いや汚れなどもまったくなく、質感が予想以上良かったことに驚いた。
中古車を見る上で気にしなければならないのが、細部のコンディション。こういった箇所の汚れや動作不良がクルマ全体のコンディションを物語っていたりするものだが、めちゃめちゃキレイだった。

ローダウンを含めた走りのチェック

 そして試乗。驚くべきはその乗り心地である。ローダウンと聞き、正直「ドタバタ」感を予想していただけに、凹凸のいなしやゴツイ段差での身のこなしがしなやかかつ軽快なことに非常に感心した。

 しかもその際の室内には異音、もしくは低級音がまったくなく、室内のプラスチッキーな箇所からもミシミシ、キシキシすることもまったくなかった。

 だからこそ、勢いを上げると淀みない5.7リッターV8エンジンサウンドがはっきりと聞こえ、「懐かしい時代のアメ車」らしさが堪能できる。

 カプリスは、ワゴンモデルになるとリアの空間が広くなり、その分剛性が落ちると過去に何度も聞いていて、実際に過度なカスタムカーや手荒く扱われた中古車などは(もしくは過走行車)、リアからの低級音がもの凄いのだ。

 もちろん、新車時から起こる物ではないから、一部の良好車には当てはまらないのだが。過去に試乗した個体には、少なくともこれほど静かな個体はなかったほど、この試乗車は上ダマである。
後ろ向きのサードシート。2名乗車用のシートが装着されている。これまた絶品の状態保存度。
個体の情報を見た時点では、「少々高いかな」とは思ったが(実際にこの年代なら100万円前後のタマが多い)、少なくとも内外装の各部をチェックした後では、高いとまったく思えない良好なコンディションだった。
もちろん中古車なんで、疲労感や使用感はあって当たり前。だが、この個体には、リアシートを使用していた印象があまり感じられない。中古車としては驚くほど程度が良い。
目立った汚れやキズもなく、これまた疲労感は皆無。

年式、走行距離、程度等を加味した結果は…

 聞けば、外装にはすでに手をいれているという。つまり、最初に感じた違和感は、手を入れているからこその違和感であり、試乗して各部を細かく見ていくと、エンジン、室内、そして外装と、いろいろつじつまが合っていることに気付くだろう。

 さらに足回りは、低いがストロークをきちんと生かしているからこその乗り心地を示しているし、実際にドタバタした固さは微塵も感じなかった。

 ありきたりの言葉だが、大きさと柔らかさが自慢のアメ車、ふわふわのシート、軽いステアリング…。これこそ90年代アメ車の象徴だった。新時代のワールドワイドなアメ車からは決して得られない、絶対的な特徴だった。

 現代のクルマがなくしてしまったこの「味」を、新車にはない魅力として捉えるならば、このカプリスは、まだまだその魅力を体感できる「旬な状態」のクルマであると断言できるだろう。

 中古車なんで使用感や疲労感はあって当たり前。それらが程度と価格に見合ったものか否かを自分の目で見て判断する。そして気に入れば購入する。

 このカプリスは年式の割には外装のコンディションが非常に良く、全体的に整備の手が行き届いた非常に良好な個体であった。少なくともわれわれ編集部が過去に見てきた物件の中でも、かなり上位にランクされる1台だ。
ちゃんと開くし、閉じるし、使い勝手もかなり良好のリアウインドー。
リアドアの開閉の仕方が変わる。横開き、縦開きの両方試したが、問題なし。ただドアが重い。ひと昔の前のクルマならでは。
ルーフレールも確認。いまだちゃんと動いているから感動した次第。

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