「前はホンダのNSXに乗っていました」という真正のスポーツカー・フリークである伊藤さん。そんな彼の御眼鏡に叶ったのがこちらのダッジ・チャージャー。じつは元クワッドドライブのデモカーである。
「速くて4人乗れるクルマと言うことで、最初からチャージャーを探していたんですよ。このチャージャーを手に入れたのは2年くらい前で、街乗りから遠出までできるチューニングになっているという話を聞いて購入を決めました。今は高速で遊ぶのはもちろん、仕事のアシにも使っているんですよ」
クワッドドライブのデモカーだったのだから、そのチューニングには凄みが宿っているに違いない。エンジンは吸排気チューンにコンピューター、そしてスロットルコントローラーの装着。快音を轟かせるマフラーはコルサである。
「エンジンはノーマルとは別物のように軽く回ってくれます。とくにスロコンは、小さなターボを装着したような感覚ですよ」
足回りもひと通り手が加えられており、ブレーキにはフロントが380ミリ×6ポット、リアが340ミリ×4ポットのSTOPTECHを採用。サスにはビルシュタインの特注品が組まれている。
ホイールはFORGELINEの鍛造20インチで、伊藤さんも「とにかく軽い!」と太鼓判。タイヤはフロントがNITTOのINVO、リアがMICHELINのPilot Super Sportと、前後で銘柄を使い分けるコダワリようだ。
「リアタイヤは標準の275ではなく、295の幅のものを入れています。おかげで安定感が全然違う。リップとかのエアロも良く出来ていて、湾岸を飛ばすようなシーンになると本当に違いが実感できます」と、愛車の走りに満足げな伊藤さん。
今後については「ボンネットもカーボンにしているし、長くコンディションを保てるよう、メンテに注力する感じですね」とのことだった。
まるでレーシングカーのようなボンネットは、エアアウトレット付きのカーボンで、熱対策も抜かりなしだ。
吸排気から制御系まで、ひと通り手が加えられたエンジンルームは見た目にも御覧の美しさ。
武骨なリアディフューザーをはじめとしたエアロの類は、高速走行時の効きを本気で意識したもの。後姿に凄味を感じさせる。
タイヤサイズは前後幅違いの20インチで。アルミにはFORGELINEの20インチを装着。走りを意識して前後で違うタイヤ銘柄を選んでいるところに、伊藤さんのこだわりを感じる。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES