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懐かしさ溢れる旧マスクの維持

旧アストロ・メンテナンスポイント指南 vol.1

今となってはどれも当たり前のポイントばかり

今回紹介する旧マスクのメンテナンスは、今旧マスクアストロを手に入れたなら検討すべきポイント、すなわち、いつかは必ずや行なわなければならいメンテナンスポイントを厳選して紹介している。このポイントをしっかり抑えることが、これからの旧マスクライフに繋がると言っても過言ではないのである。

更新日:2014.10.29

文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

これからでも直して十分に乗れる

<エクステリア>
●ガラス破損のチェック
●ワイパーブレードの交換
●ドアミラーの点検
●ボディーのキズチェック
●雨漏れチェック
●vinナンバーのチェック
<インテリア>
●メーター誤差の確認
●パワーウインドーのチェック
●エアコン始動チェック&修理
●各部スイッチの始動点検
●シートのヤレチェック
●各ペダルのヤレチェック
<下回り>
●エンジン、ミッションのオイルパン破損点検
●足回り各部の増し締め
●その他ローダウン時のパーツ取り付け確認
●グリスアップ
●事故歴、フレームチェック
<マフラー>
●サビ、破損の確認
●ガタの確認
<パワートレイン>
●ATFの点検交換
●オイル漏れ確認
●ミッションの滑り、劣化確認
●シフトリンケージのガタ確認
●フィルター交換
●デフオイルの点検交換
●ドライブシャフトのガタ点検
<タイヤ>
●タイヤの磨耗状況
●空気圧確認
●アライメントの調整
●ホイールナットの緩み確認
●ベアリングのガタ調整
●ホイールリムの破損確認
<ステアリング系>
●ステアリングギアボックスのガタ確認
●ハンドルの遊び確認
●アーム類のガタ
●パワステオイルの点検補充

 いきなりだったが、これらを「全部やれ」ということではない。だが、確認事項として知っていれば、この先アストロを手に入れた後に役に立つことは間違いないという情報である。

一例として強い火花を発することが当然となるプラグだが、非常に消耗が激しいパーツということを忘れてはならない。プラグは年に一度くらいの割合で点検したい。これからアストロを手に入れるなら最初にディストリビューター関連のパーツと一緒に交換することでメンテンンスリズムを作ることも必要かもしれない。

その昔、何度も取材したので耳にタコかもしれないが、ワイパーモジュールのトラブルが起こる可能性が高いとよく言われていた。原因としてはモーター内のモジュールのハンダが浮いてしまっていることが多い。

1992年から1995年までのアストロに搭載された通称Wエンジン。200ps、最大トルク31.8kg-mを発生させた。1992年から1994年までは下記左の写真のZエンジンと併売されていたことになる。

一気にやらずとも知っておくべきポイント集

<エンジン>
●エアクリーナーの点検交換
●エンジンオイル、フィルターの点検交換
●オイル漏れ確認
●インジェクションの詰まり確認
●フューエルフィルターの交換
●フューエルポンプの点検交換
●ファンベルトの点検交換
●クーラントの確認交換
●ラジエーターキャップの点検交換
●クーラントの漏れ点検
●ウオーターポンプの点検
●サーモスタットの始動点検
●SES表示の点検
<ライト>
●ライトカバーの破損チェック
●バルブ交換
●光軸チェック
<ブレーキ>
●ブレーキペダルの調整
●サイドブレーキの調整
●ブレーキホースの点検交換
●ブレーキオイル点検交換
●ブレーキキャリパーとディスク、パッドの点検交換
●リアドラムの点検交換
●ブースターのオイル漏れ
<電気系>
●バッテリーの点検交換
●オルタネーターの点検交換
●イグニッションコイルの点検交換
●ディストリビューターの点検(キャップ、ローター)
●点火もモジュールの点検交換
●プラグコードの点検交換
●プラグの点検交換(ギャップ調整)
●ヒューズ交換

 言葉足らずにならないように説明しておくが、「これら全部をやりなさい」ということではないから注意するように。こういったポイントを把握しておけば、何かあったときに「原因の心当たりとなる」、もしくは「事前のトラブル回避に繋がる」ということである。

ということで、次回は写真を交えて実践編に入ります。

デビュー時から1994年まで生産された通称Zエンジン。165ps、最大トルク32.4kg-mを発生させた。他のエンジンバリエーションと比較し、エアクリーナーの形状やブレーキ倍力装置の方式などが異なっている。当時からあまり目にする機会のないエンジンだったが、知らずに乗っている方もいたりして、なぜ複数エンジンが用意されていたのか、アストロの7不思議の一つと言われていた。

アストロを含めた90年代のアメ車は、いじりやすさ、チューニングのしやすさにおいては群を抜くと高橋氏は語る。具体的にパーツは豊富だし、メンテナンスも、電子制御じゃない部分が多く、直しやすい。すなわち現代のクルマに比べてシンプルな構造だからこそ、いじりやすく元に戻しやすいのである。ちなみにパーツも整備機能パーツはまだまだ十分に揃うということだ。

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>> シボレーアストロ (CHEVROLET ASTRO)の試乗 を見る

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