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[試乗記]

あえて今だからこそハマーH2

2003 ハマー H2

狙い目は300万円台車両だが、個体数はかなり少ない

いまだに根強い人気を誇るハマーH2。その販売車両を見つつ、購入時の注意ポイント等を取材した。

更新日:2021.09.07

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/ブルート TEL 0489529260 [ホームページ] [詳細情報]

03から05年あたりの前期型の人気が高い

 ハマーH2のデビューは2003年。そしてハマーブランドの消滅にともなう販売終了が2009年。その間の2008年にマイナーチェンジを行い、搭載エンジンやインテリア等の変更がなされている。

 が、あのめちゃめちゃ個性的なエクステリアの大部分はそのまま残された。だからこそ、当時から爆発的人気をもたらし、いまもなお売れ続けている。今現在が2021年8月だからH2の初期モデルで18年前、最終モデルで12年前の車両ということになる。

 ちなみに、基本コンポーネンツは当時のキャデラックエスカレードと同一。だから性能は高いし、信頼性も担保されていた。

 で、デビュー当初は6リッターV8エンジンを搭載し、330psを発生させ4速ATと組み合わされ、2008年からは6.2リッターV8エンジン搭載で398psを発生させ6速ATと組み合わされていた。

 このスペック的な数値をみれば、2008年以降のモデルが断然人気、ということを予想するだろうが、H2の場合はそれ以前の2003から2005年あたりの中古車が非常によく動いているという。

2003年型走行5.1万キロの初期モデル。ゼノンのフルエアロを装着した迫力のボディとFUEL20インチホイールとのマッチングが素敵である。

想像以上にクリーンな個体であり、装着されたエアロ等の状態も良好。もちろん納車時には全てチェックされる。

もはや流通量は極めて少なく「車両次第」

 それは、もちろん個体の流通量の多さが一番だが、インテリア等を含めた初期モデルのデザイン的人気が高いということでもあり、H2を買うなら「あのデザイン」と多くの方があえての前期型を選ぶことが多いと言われている(もちろん、年式的な価格的な安さもあったはずだが)。

 なお、2008年以降のH2はほとんどがディーラー車で程度も良好なものが多いのだが、その分価格は高い。上記のようにエンジンパワーも上がり走行性能も上々であるが、インテリアのデザインが変わってしまったことが、若干のマイナス作用に働いているのか、やはり中古車人気の集中は前期型というのが現在の相場である。

 ちなみに、H2においてはすでに「相場」という概念がなくなっているというのが正直なところ。もはや流通量は極めて少なく、「車両次第」というのが実情である。

 そんなH2の中古車に関してだが、そのほとんどの個体に大なり小なりの手が加わっていると考えてまず間違いない。逆にいえば、すでにカスタマイズされている中古個体のなかから好みに合う個体をチョイスする、というのが現在のH2の買い方といってもいいだろう。

搭載されるエンジンは6リッターV8で、330psを発生させ4速ATと組み合わされている。このエンジン、2008年からは6.2リッターV8エンジンに変更されているが、初期型でも十分な性能である。

FUEL20インチホイールと35×12.5×20インチタイヤの組み合わせ。足回りにはオーリンズのダンパーが装着されており、重量級車両の走行性能を支えている。

もはや現在の中古車には何かしら手が加えられている可能性が非常に高い。取材車にもゼノンのフルエアロが装着されていた。

迫力のボディ&エアロが取材車両の特徴。それにしてもさすがに一時代を築いただけのオーラが未だ健在。

中古車には十中八九手が加わっている

 逆に中古のH2で、ノーマルボディのままで存在している車両は中古車全体の5%もないだろうし、もしあっても、逆にプレミア価格的な高額車と思ってまず間違いない。

 だが、そうした高額車が入手できればそれはそれで素敵だが、「そこまでは出せない」と思うならば、200万円後半から300万円台後半程度の価格帯、さらにカスタマイズされているH2の中から購入車をチョイスすることを念頭に置かなくてはならない。

 そして、カスタマイズされた車両の中から自分の理想に近い個体を見つけ、価格と程度とに納得がいけば入手し、その後自分の理想へとちょっとずつ近づけていけばいい、というスタンスで購入する必要がある。

圧倒的人気な初期型のインテリア。取材個体は、ウッドパネル等のカスタマイズが施されているが、ケバケバしくはない。また想像以上にクリーンなコンディションであるのも嬉しい。

ホワイトメーターに換装されているが、全体的にマッチしている。

この初期型のシフトノブも人気のポイント。今の時代にこういった遊び心があるアメ車はほとんどない。

ハマーH2は、いつ見てもかっこいい。圧倒される。今の時代ではあり得ないその姿に、憧れる方はいまだ多いのだ。

エンジン等の基本は非常に頑丈

 ちなみに、いま現在流通しているH2においては大径ホイールやエアロパーツの装着はデフォルトであり、そういう意味では大径ホイール装着によるハブベアリングの劣化やアメリカ製エアロのガタつきについては注意する必要がある。

 具体的には、装着部分のネジやボルトもしくはビスが緩みガタが出るが、それらもシッカリ固定し対応すれば問題ないため中古車購入時の確認すべきポイントとなっている。もちろん、ブルートではそう言った確認事項は全てチェック&修繕され納車されるから心配はない。

 なお、初期型モデルですでに18年前の車両となるが、搭載される6リッターV8エンジンは、きっちりした定期点検および油脂類の交換を行っていれば、余裕で10万キロオーバーが可能なエンジンであるし、今や旧態依然と思われる4速ATだって(燃費にはあまり貢献しないだろうが)、普通に安心感の高いパーツだからこそそれほど気にする必要もないだろう、ということである(もちろん各個体の整備記録的なものを追う必要はあるが)。

 さて、取材した個体は2003年型H2。走行5.1万キロの程度良好車。ボディ全体にゼノンのフルエアロが装着されており、足元にはFUEL20インチホイールが装備されている。

 また重量級車両を支える足回りには、オーリンズのダンパーが奢られており、前オーナーはガワだけではなく、走行性能にも気を配っていた方という想像ができる。

ウッドパネルがよく似合う。センターコンソールにはナビも装備される。

今や懐かしいブルガリウオッチ。

ペダル類もアルミ製のものが装着されている。

H2はアメ車イケイケ時代の象徴

 一方インテリアは、純正のベージュレザーをベースにウッドウッドパネルが貼られており、今や懐かしいブルガリ時計も助手席前のコンソールに設置される等、そこそこ手が加えられている。が、それらが嫌になるようなケバケバしい感じでは全くないから、次なるオーナーさんもあっさり受け入れられる可能性が高いと思う。

 加えてシートやインパネにはそれなりの使用感やヤレはあるのだが、それでも初見で十分納得できるほどクリーンな室内だったのが印象的だった。

 インテリアには、そのクルマの使われてきた痕跡が残るものだから、それがあまりないというのも、この個体の特徴である。

 最後に。ハマーH2は、いつ見てもかっこいい。圧倒される。H2が誕生していた時期というのは、時代的にもアメ車イケイケ時代の象徴であり、だからこそ今の時代ではあり得ないその姿に、いまだ贅沢とカッコ良さを感じるのだろうと思うし、「今も乗りたい」という方が後を絶たないのだろう。

シートはご覧のように使用感はあるのもの、非常にコンディションは良い。

こういった状態のH2はどんどんなくなっている。

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