クルマを実用性のみで判断する方には理解されないかもしれないが、個人的に思う人気デザインの法則は「丸目ヘッドライト」だと思っている。
例えばメルセデスGクラス、BMWミニ、ポルシェ911にジープラングラー、フォードブロンコに国産車で言えばトヨタFJクルーザー。ちょっと昔に遡ればVWビートル、ハマーH2なんかもそうだし、レンジローバーにもそんなデザインの時代があった。
もっと昔になるとかなりの数のクルマたちが丸目ヘッドライトを採用していた=今も人気の理由は旧車的な雰囲気を現代車に感じることができるからだろうと推測している。
ちなみにチャレンジャーも丸目ヘッドライト。もちろん変則的なデザインだが、これも人気の理由の一つと言っていい。
で、こうした現代の人気車種たちはこの先EVになってもそのままのデザインを採用している可能性が高い。先日Gクラス風デザインをまとったEV開発車両がスクープされていたし、ミニやラングラーは確実にその路線を行くだろうし、911だってその可能性は非常に高い。
内燃機関と電池とでは搭載する場所も方法も何もかもが異なるから、まるまる同じデザインというわけにはいかないだろうが、それでもEV車のデザインの自由度は高いはずだから、近いものは可能だろう。
▲2020年型R/Tベースの50thコメモラティブモデル。同じ50th記念モデルでも装着されているオプション等が異なる場合があるから、まさしく一期一会的な存在と言える。
▲日本における販売の中心が392やヘルキャットになろうとも、BCDではチャレンジャーのオールグレードを継続的に直輸入している。
だからチャレンジャーも、デザインそのままにEVになって販売が続けられる可能性はないのだろうか? と一人夢想するが、その答えは2024年に登場するEVマッスルカーでわかると思う。
さて、こんな話を何故するか。それはチャレンジャーが2024年で生産終了すると決まっているから。ヘルキャットレッドアイ系は2023年の一年前倒しで終了するから。
実はすでに日本でもチャレンジャーの販売合戦が繰り広げられている。特にヘルキャット系は、個体の数が少ないから動きが早く、もしくは「新車を本国から入手したい」という方々からの問い合わせが多く、コロナ禍により需要と供給のバランスがかなり崩れている個体でもあるから今余計に動きが早く目立つ。
だが。そんな状態でも一つ言えることは、「ちゃんとした個体を買ってほしい」ということ。こういう販売合戦は過去にも多数あったが、こんな時には必ずやコンディション未確認の車両が混ざることが多い。恐らく「売れるから売ってしまおう」という意識が強まるのだろう。
だから買う側もしっかりした認識のもと、焦らず各部をチェックして買うべきでなのである。
▲搭載されるエンジンは5.7リッターV8。372hp、最大トルク400lb−ftを発生させる。6.4リッターV8エンジンを意識しなければこれはこれで十分に速い。
▲2020年モデルともなれば、チャレンジャーのエアコンガスは「R1234-yf」になっている。もちろんBCDにはエアコンガスの充填気を導入しているから安心。
▲ボンネットルーフとルーフ、リアデッキがブラックになっている。
これまでに何度も言っているが、ワイテック2.0を持たずしてどうやって納車整備をするのだろう?。オイル交換やミッションオイルの確認はされているのだろうか?。ヘッドライトやリアテール等の改善作業はちゃんとなされているのだろうか?
で、こうした時こそ状態の良い個体を入手する術が欲しいものだが、例えばそれは走行距離だったり、純正状態を維持しているかだったり、内装の状態だったり、オーナー数だったりするわけだが・・・、それこそがBCDの扱う車両に他ならない。
筆者は2010年くらいからBCD車両を見続けており、当時からBCDはチャレンジャーを扱っていた。その当時はそこまで数は多くなかったが、年々直輸入体制を整え、ある程度一定量の個体を日本に導入し続けている。
世の流行がSUVやバンに傾いた時でもコンスタントに直輸入し続け、そしてそれを今もずっと続けている。
だから、扱う車両の品質が統一され(BCDには独自のチェックレポートがある)、また品揃えもまるで現地ディーラーのようなバリエーションが豊富であり(50thアニバーサリーモデルが一例)、さらにBCD独自の販売網も年々グレードアップしているから日本中の方々が安心して買える(横浜、阪神、福岡、つくば、柏、さいたま南、高崎、宇都宮 etc)。
くわえて整備の質も当然年々上がっている。扱う数が日本でもダントツに多いから嫌でも慣れるのだろう、まさしく継続はチカラなり、だ。
その昔、アストロが売れているからといってフロア一面がアストロで埋まっていたかと思えば、翌年にはタホサバーバンになり、そうかと思えばハマーで埋まり、そのままGクラスに変わり、果てに全面ベンツの販売店になっていた店があったが(笑)。
もちろん、売れるものを売る、というポリシーにケチをつけるつもりは毛頭ないが、少なくとも売った個体に責任は持つべきだとは思うから、チャレンジャーに関しても「キッチとしたものを売っている店舗」から買うべきと思うし、払った対価に見合うだけの満足感が得られる個体を入手して欲しい。特に現行型の「最後」だけに、しっかりしたものを、と言いたいのである。
▲フロントマスクに貼られるバッジ類がゴールドスクールカラーになっている。
▲50th記念モデル専用のゴールドスクールホイール。
▲リアデッキがブラックに。リアスポイラーも装着される。
▲50th専用インテリアをまとう。ホワイトメーターやカーボンパネルが与えられる。
さて、取材した車両であるが、2020年型チャレンジャーR/T 50thコメモラティブエディション。ホワイトボディの走行3600キロ。コメモラティブエディションに関しては、前回詳細に説明しているからそちらを読んで欲しいが、この車両のポイントはR/Tであるということ。
個人的な理想のチャレンジャーは「6.4リッターV8エンジンが搭載されたMT車」とずっと言い続けてきただけに、久しぶりのR/Tをどう思うか。
R/Tには5.7リッターV8エンジンが搭載され、372hp@5200rpm、最大トルク400lb−ft@4400rpmを発生させる。
一方で6.4リッターV8エンジンは485hp@6100rpm、最大トルク475lb−ft@4100rpmを発生させるから、その差は113hp、トルク数値で75lb−ftとなる。
で、その113ph差には販売価格で約100万円ほどの差が生じている。そこをどう考えるか。
その113hp差をあまり必要と考えなければ、実はさほど差がないのだがチャレンジャーなのだ。しかもR/Tのエンジンはラムやデュランゴや300にも搭載されているダッジでは代表的なV8エンジン。
だから十分なパフォーマンスを示すし当然速い。あくまで6.4Lと比較した場合のみ100hp超の差が生じるが、単体で考えれば350hp超あり劣等感を感じる必要性すらないエンジンなのだ。
▲ATシフト周りにもカーンボンパネルが採用される。
▲パドルシフトを駆使した積極的なドライブが可能。
▲50th専用メーターによる演出も心憎い。
▲シートはアルカンタラ素材で、個体としての程度ももちろん良好。
しかも取材個体は50th記念モデル。特別な装備&パーツ類が加わっているため街中を走るR/Tとは一線を画すだけに、トップスピードにこだわらない方には十分過ぎるほどのチャレンジャーと言えるだろう。
くわえて、ここ数年の販売の中心が392やヘルキャットに移行していたこともあり市場に出回る高年式のR/Tの優良個体は非常に少ないだけに、(年式やグレードを問わずチャレンジャーを扱い続けているのは日本ではBCDくらいであり)、あえて最後に「R/T」を望む方には最適な一台と言えるのである。
▲世の中の流行がSUVやバンに傾こうとも10年以上継続して安定した数を直輸入しているだけあって、常にある程度統一されたコンディションの個体が集まっているのがBCD車両の特徴である。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES