ひと昔前までなら、「クルマ好き」と聞いてアメ車に乗っているということを想定できる人はなかなかいなかった(残念ながら)。もちろんハイパフォーマンス系に興味があるという人においても、だからアメ車が欲しいなんていう方もそんなにいなかったとは思う。実際に各地で取材していても、すぐにアメ車が出て来ることなんてほとんどなかったし。ポルシェにBMWのMにベンツのAMGならすぐに出てくるのに…。
だが! 時代が変わり、2006年以降ともなると、現代的なアメ車にパワフルさおよび速さ、そしてカッコ良さ等が加わり、多くの新規ユーザーを得るにいたった。その象徴ともいえる存在がLX系のハイパフォーマンスカーである。そして2008年に登場したダッジチャレンジャーももちろんその1台。
昔ながらの「モパー」といわれたその当時を知っている方にしてみれば、現代のチャレンジャーはあくまでもリメイクカーとなるのだろうが、そういった時代の原体験に触れていないイマドキのアメ車好きにしてみれば(クルマ好き)、現行チャレンジャーは、カッコ良くて速くてそして眺めても楽しい、理想のハイパフォーマンスカーなのである。
2009年型ダッジチャレンジャーSRT8に乗る玉置さんもそんなチャレンジャーの魅力にとりつかれたオーナーの一人。玉置さんは、コイツを新車で購入し、しかもMTをセレクトし週末のドライブと適度なチューニングを楽しんでいる。
「見た目、音、パワー、そしてMTであること。それとハイパワーでホイールスピンができるのが、アメ車の証ですかね(笑)」
玉置さんは、じつはこのチャレンジャー以外に2台のクルマを所有している生粋のクルマ好きでもある。しかももう1台が90年型のトランザムであるというから、面白い。
「味わい深い年代のアメ車とぶっ飛ばせる現代のアメ車という理想的な組み合わせです。それともう一台、国産セダンを所有して、なんとかやり繰りしています」
今後は、スーパーチャージャーを装着する等してパワーアップを図るか、もしくはバイパーやコルベットみたいなスーパースポーツカーを手に入れるのか…。クルマ好きの脳内は、いつもクルマ妄想でいっぱいなのである(笑)。
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