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懐かしき4thカマロのZ28コンバーチブル

シボレーカマロ Z28コンバー (CHEVROLET CAMARO)

想像以上に良質な走り(あくまでオープンカーとして)

今や懐かしき存在として、個人的には貴重な存在だと思っているシボレーカマロ4th。中古車市場ではイマイチ流通量が少なく、出物を見つけるのが難しいのだが、今回エイブルにてオープンモデルを試乗。これがまた結構良かったのである。

更新日:2015.07.15

文/椙内洋輔 写真/内藤敬仁

取材協力/エイブル TEL 044-857-1836 [ホームページ] [詳細情報]

4thカマロが市場から消えている現実

 ずいぶんと前からだが、中古でカマロといえば「サードか現行5代目カマロ」というのが相場である。なぜだか4thカマロは、一時あれだけ見たにもかかわらず(ハマー以上に街を走っていた)中古車市場から姿を消してしまい、また「欲しい」という声もそれほど聞かなくなっていったのである。

 エイブルの原氏によれば、「4thカマロはここ数年で急激に数を減らしていて、程度の良い個体を探すのが困難なほどです。それは、サードカマロにまではいる熱狂的なファンがおらず、『お金をかけてキレイにして乗る』というコアなファンがいないことで、結果的にトラブルが起これば修理することなく手放し、またそれを治してまで売るショップもなく、どんどん姿を消していったという悪循環に陥っていったのだと思います」という。

 とはいえ、続けて原氏は「LT-1にせよLS-1にせよ、コルベットに匹敵するエンジンを搭載しているだけに、この先、価値が見出され再び日の目をみることは十分にありえますよね」とも。

コルベットと同様のエンジンとはいえ、若干のディチューンを伴うが、それでも305hpのV8はご機嫌なサウンドを伴って必須事項と言えるだろう。

 筆者的には、4thの新車時代を知っているだけに、また4thの良さ悪さを体感してきただけに、衰退の一途をたどる4thに胸を痛める一方で、今回の取材車のように、生きてる4thを是非とも長生きさせたいと思うのである。

 取材車は2000年型のZ28コンバーチブル。4万マイル走行の新車並行車であり、シンプルなRKスポーツのエアロにSSフードを組み合わせ、マフラーはアドバンスオート製が装着されている。

 また、もともとはTE37ホイールを履いていた中古車だったが、今回はあえて純正ホイールを履かせ、素の状態での4thを味わわせてくれた。

 4thカマロは、1998年にマイナーチェンジを行ない、ピーナッツ型のヘッドライトに生まれ変わり、同時に搭載エンジンがそれまでのLT-1からLS-1に変更されている。取材車は2000年型だから当然LS-1が搭載され、そいつはザっと305hpを発生させるV8だから、現代の基準で考えてもパワー不足を感じることはまったくない。

派手なエアロではなく、リアスポもなく、ホイールも純正に戻したのはエイブルの見識。個人的にもシンプルイズベストだと思う。4thならなおのことそう思う。

 この車両、売買契約後に納車整備が行われるというが、現状でも思っていた以上に気持ちよく、まったく普通に走るから想像以上の個体といってもいいだろう。300hpオーバーのスポーティカーということで、スポーツカーでは決してないが、それでもアメリカンV8を歌わせた一般道路での試乗は格別に気持ちいい。

 なお、コンバーチブルだからこそ幌の状態が気になるが、もちろん遮音性に関していえばそこそこ、ということになるのだが、耐候性は十分に現代的であり、日常的に使用するに何ら問題ないレベルと言っていいだろう。

 たしかに数がどんどん減っていっている4thだが、こうやって乗ってみると昔わからなかった面白さが確実にあり、とくによくできた最近の新車たちはどれも遮音、静粛性が高まっているからこそ、アメ車らしさが減っているとも言えるわけで。

 だがこうして改めて4thのに乗ってみると、中古車としての魅力は十分にあり、今なとなっては意外にもボディが小さく感じるし、それでいてV8サウンドはご機嫌なんで、適度な価格帯のV8モデルが欲しければ、数が減ってきた4thは逆に魅力的に映るような気がするのだが、みなさんはどう思うだろうか?

幌は、その当時のものだが、耐候性は十分に現代的であり、日常的に使用するに何ら問題ないレベル。

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