R-TECH製フルエアロをまとい、ローダウン&キャタバックマフラーでカスタムされている08年型クライスラー300 SXT。SXTといえば、V6エンジン搭載車である。
300が発売された当時は、V8だ、ヘミだ、6.1リッターだと、パワー重視のマッスルセダンとして評価が高かった300シリーズだが、モデルチェンジを繰り返し旧型の中古車が出そろった今、また新たな流れが出てきている。それがV6モデル志向である。
聞けば、V8よりも安価なV6モデルをあえて購入することで、カスタム費用を捻出し、購入時にある程度のパーツを組んでしまうという流れ。中でもホイールにはある程度の予算をかけ、かなり高価なモデルをセレクトするという。で、その代表格となるブランドがレグザーニである。
レグザーニは、いまやアメリカンカスタム業界では知らない人がいないくらい有名なホイール。言わずとしれた全米一のブランドである。クオリティが高く、またデザイン性ファッション性が高いために日本でも大人気。イベント等でもかなりひと目を引くホイールである。
アメリカ、日本ほか各国でも大変人気の高いブランドであり、アシャンティ同様カラーカスタマイズも可能。レグザーニは、1ピースキャストを中心としたラインナップにステンレスリップ等の様々なテクノロジーを用いることで充実したラインナップを誇っているのである。
アメ車との相性は抜群であり、クルマ全体の高級感が一気に上がるために、ラグジュアリーな雰囲気で愛車をまとめたいなら、特に300Cやマグナム、チャージャーなどには鉄板アイテムとしてかなりお勧めである。
だがそんなレグザーニを購入する場合にも、いくつか気になることがあるのは事実。そのひとつが正規ものか否かという問題。
アメ車ワールドにもこれまで、いくつかの問い合わせがきたことがあるのだが、その時いつも言っているのが「納得いくものを買うべき」ということ。値段、値段と購入価格だけを気にしていると、後々痛い目に合うこともあるだけに、状況を把握して(正規品のアドバンテージ)すべてを納得した上で購入するのがいいに決まっている。
レグザーニは、日本ではエクスクルーシブという正規輸入元が扱っているホイールであり、そこから日本全国における正規代理店にて卸されている。レアルトレーディングはそんな正規代理店のひとつであるのだが、ここで重要なのはエクスクルーシブはホイールを降ろしているだけであって、直接は売らないということ。
販売はレアルトレーディングを筆頭とする販売代理店にて行われるのだが、実はいろいろなメリットが多い。例えば価格。レグザーニの22インチと聞けば、誰もが40万円オーバー?などと、かなりの額を想像するかもしればいが、レアルトレーディングでは、レグザーニタイヤとのセットで30万円前後(当たり前だが正規品であり、付け替えサービス付き)。
このプライスはレアルトレーディングの企業努力にて行われている販売価格に他ならないのだが(販売代理店が価格を独自に決めるため)、こういった価格だけを見ると、いわゆる並行品との差異があまりなのである。
また正規品の場合は、事故とかでキズつけたり、リムを曲げたりした場合には1本からフォロー対応可能ということだが(センターキャップ1個から対応など)、同じことが並行品に起こった場合は正規店での対応はしてもらえず、購入店での直接対応となるなど、気になる点も多い(基本1本売りはしてないから再び4本購入となったオーナーさんが過去にいたが…)。
レグザーニの正規品は、購入する際に穴の開いていない状態であるため、車輌に合わせた専用のPCD・オフセットなどに出来るメリットもあり幅広いサイズに対応できる。また雑誌掲載やイベントなどは基本的に正規代理店で購入されたユーザーが対象となっている。
価格や装備、購入後の対応などを鑑みても、正規品を手にするメリットこそ、かなり高いと思うのであるがいかがだろうか?
レグザーニは高級ホイールであるのは間違いないが、企業努力による販売価格を聞けば、実際に手の届かないほどのものではない。だからこそ、正規品のメリットを十分に感じつつ、あえて購入にいたるのが賢い方法だと思うのである。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES