グランドワゴニア復活計画として作業が始まっている。前回お届けしたように、基本的なコンセプトは「普通に乗るための機能確保」。だからこそ、ぴかぴかのフルレストアを行うわけではないのだが、そのコンセプトで果たしてどうなるのか? 興味津々である。
すでに各部の作業は始まっており、ボディの鈑金と一番の重要ポイントである前後バンパーのくすみ取りが行われている。まだ前後共に完成したわけではないのだが、リアに関しては一部作業が行われ、確認作業のためにエイブルに戻ってきている(ちょうどこの作業を確認しているところで、フロントバンパーも戻ってきた!)。
バンパーに関しては、各ショップによりいろいろな対処が行われており、たとえばレストア済みのバンパーを購入する方法をチョイスしている場合もあるのだが、その場合は20万円弱の費用が必要になると言われている。
今回は、薬剤を使用し手磨きにてくすみを取り、さらにその後コーティング仕上げをしているという。この場合だと、上記よりもコスト的に安く済むのだが、作業後の仕上がりが気になるところ。
今回戻ってきたリアバンパーを見たところ、懸念は一切不要だった! 手作業にて行われているとしたら、どんだけ大変だっただろうか…。そんな苦労が伝わってくるくらいのファインコンディションに生まれ変わっていたのである。ちなみに、筆者は作業開始前に直接くすんだバンパーを目にしていただけに、その生まれ変わりようが良くわかります。
エイブルの原氏も言っていたが、このバンパー補修、ワゴニアだけでなく、メッキパーツを使用している旧車全般にて行えることから、その他の車種でも結構需要はあるんじゃないかと思います。
さらにシート。リアシートに関しては補修というよりはクリーニングに近い感じで十分にキレイになった。脱着可能ということもあり、取り外して作業が行える利点を生かした作業である(後に改めて詳細をまとめます)。
フロントシートに関しては、リペアーという感じでは済まない状態ということで、張り替えを行うことになった。フロント2座の完成はまだ先ということで、仕上がり次第報告する。
今年はワゴニア生誕50周年ということで、各地でイベントが行われる模様である。そうしたレポートやワゴニア自体の車両フィーリング等も随時紹介していく予定である。
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