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玄人受けするディープなV8アメ車を好む青年

1998 シボレーカマロ Z28

奇跡的なコンディションの4thカマロZ28を購入

我々が3月に取材したのとほぼ同時くらいに購入。その後2か月で1000キロちょっと走ったという4thカマロZ28とそのオーナーさんを取材した。

更新日:2022.05.20

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/エイブル TEL 044-857-1836 [ホームページ] [詳細情報]

300psを発生させる98年型ディーラー車

 今年3月上旬に98年型シボレーカマロを取材した。走行4万9000キロのディーラー車であり、24年落ちの車両で5万キロ未満という走行距離の少なさを事前に聞いて驚いたのだが、実際に取材してコンディションの良さにもっと驚いた。

 というか、まずは4thカマロが今の時代に残っていること自体が驚きであったし、個体がめちゃめちゃ良すぎてビックリ。

 その記事内では「7割くらいの状態が維持されている」と書いたが、本心ではもっと高いレベルでの状態の良さを感じたし、正直、「自分で買おうかな」と思ったくらい素晴らしい個体だった。

 というのも、その個体はエイブルにて販売されその後ずっと維持されてきたということで素性が分かっていたこと。さらにエイブルは、過度なカスタマイズよりも個体の状態を優先することを勧めるショップであるのを知っていたから、そしてそこの管理ユーザーということで、まさしく予想通り(以上)の個体だったから。

 取材を終え編集部にいた超カマロフリークに「マジ、めちゃめちゃいい物件あったわ」と連絡したくらいである。

 だが、実際には買わなかった。というのも、その時点で「試乗された若い方がいるんですよ」と聞いていたから。そして我々の記事が出たのとリンクして売却済みとなった。もちろん、購入されたのはその若い方だ。

▲今となっては上質な4thカマロが市場に残っていたと言うこと自体が奇跡。しかもノーマル状態が維持されていたことも。まさしくエイブルならではだ。サイドミラーは日本のディーラー仕様から本国仕様に変更されている。

▲今の時代には決して存在しないであろう前後オーバーハングの長いデザインも4thの特徴。

▲塗装のヤレもなく、外装の状態も良好。マフラーにはウエストクラブ製のエキゾーストが装備されている。

 小林航(わたる)さん28歳。ご両親ともにクルマ好きであり、自宅には常に複数台の欧州車やアメ車が停まっているという恵まれた環境の中で育った彼は、「いつかはシボレーシェベル454」という思いがベースにありつつ、ずっとアメ車に囲まれた人生を送っている。

 学生時代(高校時代まで)はフェンシングをやり、そして大学生になってサーフィンを楽しむ相棒としてグランドチョロキー、GMCユーコンデナリと乗り継ぎ、今年3月からカマロZ28が加わっている。

 最初のアメ車となったグランドチェロキーは97年型ディーラー車。5.2リッターV8エンジンを搭載したモデルで、入手した時点で10万キロを超えていたが、それに約5年間で10万キロ超乗りオドメーターは20万キロを刻んでいたという。

 そしてその後に購入されたユーコンデナリは、2002年型の6リッターV8エンジンを搭載したモデル。ちょうどキャデラックエスカレードが流行し始めていた頃であったが、あえてのユーコンデナリだったという。

 聞けば、流行に乗るが嫌だったらしく、同じエンジンを搭載したデナリを購入。当時同じく流行っていたナビゲーターは?と聞けば、「全くその気はありません」と食い気味に答えてくれた(笑)

 ちなみにユーコンデナリはいま現在も所有しており毎週のサーフィンのお供に使用されているという。

▲小林航さん。28歳。グラチェロ、ユーコンデナリ、カマロZ28と免許証取得後からずっとアメリカンV8と過ごす。で、今なおユーコンデナリ、カマロZ28は愛車。

▲搭載される5.7リッターV8エンジンは、通常288ps、トルク44.6kg-mを発生させたが、98年型のみ308ps。すなわち小林さんの購入された個体は308ps。それも魅力。

 で、そんな小林さんは、ユーコンデナリとは異なる刺激を持った「もう一台」を探し始めた。社会人になって再びやり始めたフェンシングのお供に使う目的で。

 小林さんは免許証取得後に母親のBMW323クーペに少し乗っていたということもあり、アメ車以外の車両が検討されたり、空冷ビートルを探したり・・・。

 そんな中で見つけたカマロZ28。ネットで見つけ、エイブルが自宅から近いこともあり連絡を入れ試乗を予約。この試乗が我々が取材したちょっと前の出来事だった。

 まさしく運命的な出会いだったと語る小林さん。

 小林さんも過度なカスタマイズを好まず、だが「マフラーだけは交換したい」という思いを持ちつつ、プラスして「本国アメリカ仕様にしたい」との思いをグランドチェロキーの頃から持っており、今回の4thカマロは「初めて見た時からその状態だった」のであるから、「瞬間的にビビビッときた」という小林さんのコメントにも頷ける。

 しかもコンディションが良く、走行距離が少なく、そうした諸々の状態に納得し、購入に至ったのであった(というか、あんな個体があったことが奇跡で、それを見つけたこと自体も奇跡的)。

 ということで、土曜日のフェンシングにはカマロで、翌日曜日のサーフィンはユーコンデナリで、というなんとも贅沢な二台体制が始まったのである。

▲こちらは筆者取材時に撮影したもの。同じ車両。過去に何度もカマロを取材してきたが、これほど状態が維持されてきた車両に今出会えるとは思ってもいなかった。それくらいの個体。

▲販売ショップ・エイブルの管理ユーザー車だったこともあり、状態維持が優先された結果の個体だった。

 ちなみに、面白かったのが小林さんはいたって普通の青年であり、コテコテのアメ車ファンには全く見えなかったこと。

 話していてもイマドキの若者であり、楽しく個性的なちょっと古いものを愛する方なのだが、所有している二台がなんとも玄人受けするディープなアメ車。しかもV8搭載車。そのギャップが非常に印象的だった。

 「90年年代なんてまだまだ全然古くないですよ」

 今や自らのライフスタイルにノーマルのちょっと古いアメ車を加えつつ生活を楽しんでいる若者が多くなっている。

 小林さんのサーフィン仲間にも「サバーバン、ダッジバン、アストロ」と言った旧車たちに乗っている方がいるらしく、そうした生活に彩りを加える相棒として旧時代のアメ車が、持ち前の個性かつ頑丈さをもって活躍しているという。

 古いものを愛する若者世代に羨ましさを感じつつ、話を聞いて瞬間的に「ともに5リッター以上のV8だしガソリン代も税金も大変だろうな」と思ってしまった所帯染みたオッサン的思考を猛烈に反省したのである。

▲コテコテのアメ車ファンと言う感じでは全くなかった小林さん。にもかかわらず、玄人受けするV8アメ車を二台も所有しているというギャップが非常に面白かったし素敵だった。

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