広大な北米の地では古くからトラックが文化として根付いている。屈強なボディに荒地をも突き進むタフな足回り、そして広大なベッドから構成されたそれは、いまもなおアメリカには欠かせない存在となっている。
それだけにトラック市場はビッグスリーの独壇場だった。GM/GMCにはシルバラード/シエラ、フォードにはFシリーズ、そしてクライスラーにはダッジラムといったそうそうたる顔ぶれが並ぶ、まさに難攻不落の牙城でもある。
そんなセグメントに果敢に挑み、孤軍奮闘のすえ見事にトップブランドの仲間入りを果たしたのがトヨタタンドラだ。
並みいるライバルたちが売り上げを落とすなか、アグレッシブなスタイリングと高性能なパワーユニット、そしてトヨタブランドの信頼性を武器に進撃。アウェーのステージながらタンドラの名は瞬く間にトラック市場のスターダムにのし上がった。
その余勢をかって、日本でもタンドラの人気は急激に高まりつつある。国内には逆輸入というカタチでしか導入されない希少性も手伝って、バックオーダーを抱えるショップも少なくない。
さて、そんなタンドラは迫力あるスタイリングやパワフルな5.7リッターV8ユニットなどに加え、独自のカスタマイズも魅力となっている。
ここではウイングオートが直輸入したカスタムパッケージ車を紹介しよう。
ベースとなっているのは2013年型のタンドラ、クルーマックスである。このカスタムパッケージとは、フルカスタム車とは異なり、購入後誰もが気になるであろうポイントにのみ手が入っており、入手後何もしなくてもある程度のカッコ良さを備えている魅力的な車輌のこと。
つまり、このままでも十分に乗れるし、この先にさらなるカスタムを加えてもいいし、押し付けがましくない絶妙なるパッケージなのである。
ボディは、人気のクルーマックスに加え人気色となるホワイトカラーで、内装は現地でも入手困難なブラックモデル。しかもフロントベンチシートということで、これらだけでも希少価値が高い。
気になるカスタムポイントは、お決まりのブッシュワーカー製オーバーフェンダーにFUEL OFFROADマットブラック20インチホイールにNITTOのオフロードタイヤをセッティングし、荷台にはスタイリッシュなデザインで人気の高いLEER700シリーズのトノカバーを装着etc。
希少性+個性+迫力を求めるタンドラ・ファンのツボを抑えたパッケージといっていいだろう。
330,000円
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